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これぞ名作!有名キャッチコピーのご紹介
キャッチコピー

涼しくなってきましたね。
こんにちは。ディレクターの関です。
 
数回続けてキャッチコピー以外の記事を書いていたので、大好きなコピーについてはご無沙汰だったのですが
今回はフリートークなので
 
再開します。
 
食欲の秋ももうすぐそこです。今回は軽めに美味しく名作キャッチコピーを味わってみましょう。
前菜、メインディッシュ、デザートのフルコースになぞらえてご紹介します。
 
 

前菜コピー


(引用:http://netgeek.biz/archives/29428
 

「のぞみへ。先に、行ってるね。」

JALの広告より。
言わずもがなですが、「これがJALの広告である」ことが一番の問題。
ちなみにこのキャッチにはボディコピーとして「空は、速い。空は、安い。」というトドメ付き。
 
このコピーを見るたび毎回思うのですが、この手の場合コピーライターよりもこの案を押し切ったディレクターの腕が相当だったのでしょう。
 
 

メインコピー


(引用:http://gendaikyousi.hatenablog.com/entry/2016/10/09/143640
 

「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」
 

(これがメインなのは、筆者の一番のお気に入りの為。)
内容はルミネの広告、作者は緒方真理子さん。ルミネの広告コピーを多く担当していることで有名です。
同ルミネのコピー「あなたが思い出すわたしは、どんな服を着てるのだろう」も名作ですが、私はダントツでこれが一番好きです。
 
ルミネというお店の雰囲気を考えてもおそらくターゲットは20〜30代の女性に絞られているでしょうから、筆者はドンピシャで刺さってることになります。
おそらくルミネの広告の目的は、他のパターンを見てもわかるように一貫して「女性をおしゃれにすること」「女性に服で自分を表現してもらうこと」でしょう。
このゴールに対し、「更衣室」という一種の非日常的空間を用いて自分の本心と向き合うという行為を描いた、その着目点がこのコピーの一番凄いポイントです。
 
 

デザートコピー


(引用:https://www.pinterest.jp/pin/235172411768075026/
 

「一本しか売っていなかったと、好きな子に嘘をついた」
 

デザートなのでちょっと甘めに?ポカリスエットの広告より。
 
前後のストーリーを想像させるNo.1ならばこれ。
甘酸っぱい学生時代ならやりたくなるんじゃないでしょうか。
 
1つだけ気になるのは、「好きな子に」が果たして必要なのかどうか。
ポスターとして成立させるならば、「一本しか売っていなかったと嘘をついた」の背景にペットボトルを手渡す手元の写真が入る、という構成のほうが、想像をかきたてられるかもしれません。
 
ただキャッチコピーとしてこの作品が一人歩きしているのは、「好きな子に」をあえて入れていたからでしょう。
前回の記事でも書いたように、この手のコピーは単体では意味が伝わりにくいという性質があるので、この一言を入れないと伝えたいことがわからなくなってしまうからです。
 
 

食後に


 
コピーには、鮮度があるそうです。
よく恩師が「昔のコピーは読むな、新鮮でないから」と言っていました。
 
しかしこう見ると、心に響くコピーは賞味期限も長いようです。
食欲の秋です。皆さんも、新鮮なコピーを味わってみませんか。
 

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