#Webサイト制作
Webディレクターって何?ともう聞かれないために

自己紹介時あるあるな質問TOP3に入るであろう、
「なんの仕事してるんですかー?」に対して、理解してもらえない度8割以上(※筆者調べ)の回答が
Webディレクターです。(そんなに知名度がないものでしょうか…)
この仕事に従事してからというもの、もう数えきれないほどこの質問をされてきたので
最近は何度目かわからない説明を回避するため私自身Webデザイナーと名乗ることも増えました。
自分の仕事がほとんど知られていないというのは、なかなかに悲しいものです。
 
今回はディレクター歴に+1年されたという良い機会でもあるので
Webディレクターの仕事について説明したいと思います。
(今度聞かれたらこの記事を読んでもらおう…)
 

ディレクターの定義

そもそもディレクターとは

制作物の作品としての質に責任を持つ者のこと。その責務を全うするために、企画・立案・制作に関与して業務全般をつかさどる場合もある。この場合は「ディレクター職の者がプランナー職・プロデューサー職も兼任することが多い」と言うこともできる。ディレクター本来の担当範囲は企画・制作に及ぶものではない。制作物の経済的責任を持つプロデューサーと対をなすポジション。(Wikipediaより引用)

と定義されています。
これをWeb版に置き換え、なおかつ言語レベルを落として咀嚼すると
“サイト制作の責任者で、企画段階から担当しちゃうこともあるけど、本来は企画立案を行う営業と対になるポジション”
というところでしょうか。
 

Webディレクターの定義

私自身正直どこでWebディレクターという職業を知ったのか全く記憶がありません。
が、“デザインする人でもなくコーディングする人でもないその他なんだろうな”という認識だったことは覚えています。
 
結論、私のこの曖昧な解釈は間違いではありません。
基本Webディレクターの業務内容は、全タスクからデザインとコーディングを除いた全てです。
 

SPCにおけるWebディレクターの定義

ここから先は各会社によって微妙に内容が異なってくるかと思います。
まず、Web制作にあたり発生する流れをざっくり図式化してみました。
 

この中から主にWebディレクターがメインで動くものをピックアップすると、

こんな感じになります。
※SPCには営業という役職が存在するので、案件化する以前は主として関わることはありませんが
そもそも営業が存在せず、ゼロからディレクターが担当する、という会社も少なくありません。
主な仕事は上記の通りですが、これに加えて細かいデザイン修正や、テキストの流し込み、既存のコンテンツの移設など
これだけでは済まされないことがほとんどです。
 

Webディレクターの特徴

とにかく広範囲

上記に示した通り、とにかくやることが多く、作業も多岐に渡るのがWebディレクターの特徴です。
広く浅くの知識が必要です。

責任の所在

当たり前ですが、ディレクターというポジション上、何かあったときの責任は全て自分になります。
クライアントと直接連絡をとるということもあり、全てがまず自分に集まります。

良いことも倍

責任を取るのも自分ですが、クライアントから感謝を受けるのもまず自分です。
デザイナーが制作したデザインが好評だったなど、直接的に作業をしていない部分でも一番に感想を聞くことができます。

最初から最後まで

プロジェクトの始動から制作、納品まで全てに関わります。パーツ毎にではなく、担当案件の全容を把握している必要があります。
 

さいごに

やっといつも説明している内容を文字として起こすことができました。
これを読んで、Webディレクターってどういう仕事しているかわからない…という方に
少しでも内容を知っていただければ嬉しいです。

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