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転職者の定着率を上げる具体的な施策をご紹介!
ミスマッチを防ぐには?
「中途採用した社員が辞めてしまった・・・」採用担当としては、このようなことがある度に落ち込んでしまいますし、企業としても転職者の定着率を上げたいものです。
この記事では、定着率を上げるために知っておきたいミスマッチと、ミスマッチを防ぐ施策をご紹介していきます。
転職者の定着率を上げるために防ぎたい3つのミスマッチ
転職者の採用活動で押さえたいポイントに、「入社後のミスマッチを防ぐ」がありますよね。
ここでは、転職者の定着率を上げるためにぜひとも防ぎたい「3つのミスマッチ」をご紹介します。
働く上でのやりがいのミスマッチ
「働く上でのやりがい」は、個々人の内部の問題にとどまりません。
転職者の定着率アップと会社の業績アップのためにも防ぎたいミスマッチの1つです。
自分が企業の一員として「業績に貢献している」と感じることができれば、モチベーションも高まります。スキルアップを目指して学習し、さらなる自己達成感を得ることも考えられます。
その一方で、働く上でのやりがいのミスマッチがあればやる気も下がります。例えば自分に与えられた役割で、何を求められ何をなすべきなのかがあいまいでは、心的ストレスを感じやすくなります。また、その役割と経験・スキルがマッチしていない場合でも、「他に行ったほうが自分の力を活かせるのでは」と感じてしまいますね。このような心理的ギャップが原因で離職に繋がっていきます。
社内制度・環境のミスマッチ
前述した社員のやりがい・モチベーションの低下は、「社内制度・環境のミスマッチ」も影響してきます。
企業トップが「不明瞭・不公平」な評価制度・評価基準を用いているような理不尽な労働環境で働いていると、転職者は前職と比較して不満を感じやすくなります。また、今後の活躍の場やキャリアパスを社員が実感できる「企業の将来像」があいまいな場合でも、企業と転職者の間で心理的乖離が広がります。自分と勤め先の未来に希望を抱くことができないことは離職につながりかねません。
コミュニケーションのミスマッチ
コミュニケーションのミスマッチは、風通しが良くない環境で起きやすい「対人関係の衝突」です。「人間関係や風通しが悪い」ことは、離職率が高い企業に見られる大きな特徴です。性格特性や価値観・ビジョンに相違があると、コミュニケーションのミスマッチが起きやすくなります。管理職のマネジメントスキルによるところもありますが、上司と部下の関係・同年代の社員間でのギャップ・不満は、大きなストレスを生むことに繋がります。
[show_next]2.実践!定着率を上げるための具体的な施策をご紹介[/show_next]