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外国人採用のメリット・デメリットとは?
採用する前に必要な準備もご紹介!

 

近年の人手不足により、外国人労働者の採用に注目が集まっています。外国人労働者を採用したいと考えても、これまで外国人を雇用した経験のない担当者はどこから手を付けて良いか分からないかもしれません。

今回は、外国人労働者を採用する際に心がけるべきポイントをご紹介します。

 

 

外国人採用の現状

2019年1月、厚生労働省が発表した「外国人雇用状況」の届出状況まとめによると、2018年10月末時点で外国人労働者数は約146万人となり、2007年の届出義務化以降、過去最高を更新しました。2012年の68万人から2倍以上に拡大しており、よりその存在感は増しています。

(厚生労働省『「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成30年10月末現在)』2019.1.25https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03337.html

 

外国人採用ニーズの増加

近年、人手不足が深刻な建設業や小売業、宿泊・飲食サービス業で外国人労働者が増加しています。その背景には、近年のインバウンド需要拡大に基づく外国人観光客への対応と、サービス業に従事する国内労働者の人手不足があります。また、IT人材の不足とIT技術の発展に伴い、エンジニアの需要も高まっています。国内のITエンジニア採用が困難となり、外国人エンジニアの採用にシフトしているのです。

 

外国人労働者市場の今後

今後も急速に少子高齢化が進み、労働力人口の減少が深刻化していきます。現在、人手不足が顕著な「介護・宿泊・農業・建設・造船」などの分野における人手不足解消を目的として、政府は2018年12月に「出入国管理法」を改正しました。これにより、外国人労働者の受け入れはより一層拡大しました。

国内の労働状況と法改正により、外国人労働者は今後も増えていくことが予想されます。

 

 

外国人を採用するメリット・デメリットとは?

外国人労働者の受け入れには、プラスとマイナスの両方に意識を向ける必要があります。メリット・デメリットを比較した上で外国人採用が必要か否かを検討しましょう。

 

外国人採用のメリット

外国人の採用には3つのメリットがあります。

 

・優秀な若い人材を確保できる:

少子高齢化に伴う労働力人口の減少により、特に若くて優秀な国内の人材獲得が困難です。しかし、外国人労働者の中には高いスキルを持った若い人材が存在しますので、即戦力となるでしょう。特に、採用が苦戦しがちなITエンジニアの充足に最適です。

 

・グローバル対応=多言語対応ができる:

サービス業を始めとする業界で、インバウンド需要拡大への対応が急務となっています。訪日外国人観光客の接客・通訳など、多くの場面で活躍が期待できます。

 

・新たなアイディアを期待できる:

日本とは異なるバックグラウンドを持っているので、斬新なアイディアが出てくる可能性があります。新商品の開発のヒントとなることが少なくありません。

 

外国人採用のデメリット

上記のメリットがある一方、外国人採用にはデメリットも存在します。

 

・文化や習慣の違い:

日本人同士であれば場の雰囲気で意思の疎通ができることも、外国人相手ではそういうわけにもいかず、コミュニケーション不足になりがちです。また、外国人自身も日本独自のルールやマナーを理解できず、結果として外国人労働者が社内で孤立するケースが見られます。異文化への理解と配慮をした上で、接する必要があります。

 

・労働感覚のズレが生じる:

基本的に日本人と外国人とでは、労働に対する価値観が異なります。仕事が終わっていなくても、定時になれば帰宅する方が少なくありません。双方の価値観を理解しなければ、良好な関係構築が難しくなります。

 

[show_next]2.外国人を採用する前に準備しておくこと[/show_next]

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