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秋採用を始めるメリットとは?秋採用の始め方もご紹介
秋採用についてご存知でしょうか?秋採用はビジネスのグローバル化などにともない重要性が増してきている採用方法です。秋採用とは何かをご紹介します。そのうえで秋採用のメリットと始め方をご紹介します。
秋採用とは?
秋採用とは、夏休み明けの9月初旬から12月初旬までの秋の期間に行われる採用活動です。日本では春にかけて採用活動が行われます。国際的には大学は秋に入学して夏休み前に卒業するのが一般的なので、海外の大学生にとっては秋採用のほうが適しています。売り手市場が続く新卒採用戦線の中で、春採用だけでは定員を充当しにくくなったこととも相まって、秋採用の重みが増しています。
秋採用を始めるメリット
秋採用のメリットは春採用を補うことだけではありません。秋採用にはグローバルな視野をもった学生、資格などの勉学を優先していた学生など優秀な学生を獲得できるメリットもあります。
グローバル人材や優秀な人材を採用できる
グローバル人材として外国の大学を卒業予定の人材、日本の大学に在籍している外国人留学生、外国の大学に留学経験のある日本人大学生などが考えられます。英米系の大学に在籍している場合、5月~6月の試験を経て卒業したり夏休みに入ったりするので、春採用よりも秋採用が適しています。日本で生活している外国人留学生も9月入学6月卒業で受け入れられている場合が多いので、同じ傾向にあります。外国の大学を卒業する外国人が、一般に春の就職活動を考えないことは言うまでもありません。
秋採用が適している優秀な人材としては、司法試験や公認会計士試験などの資格取得試験に取り組んでいた学生、大学院進学を考えていたが進路を変更した学生、体育会系の大会などのために就職活動が遅れた学生、研究に追われていて春に就職活動に取り組めなかった理系の学生などが考えられます。
競合他社が少ない
春の採用活動で来年の定員を満たした企業は秋に採用する必要がありません。そのため秋の採用活動では競合が少なくなります。ただし近年は春の採用で全ての定員を満たすのではなく、秋にも採用活動を行ってより良い人材を獲得しようとする企業も出てきています。
内定辞退の確率が低い
新卒就職戦線は売り手市場の傾向がますます強まっています。そして近年就職活動に取り組む学生は一社の内定をとってもより良い就職先を求めて就職活動を継続する傾向を強めています。就職した学生のうち内定を辞退したことのある比率である内定辞退率は年々上昇し、近年では60%を超えています。内定辞退がいつ出るのかを月別にみると6月に大きなピークがあります。秋採用では就職までにあまり間がないので内定辞退が少なくなることが数字の上でも確認できます。
[show_next]2.秋採用の始め方[/show_next]