- 採用サイト
- 採用ブランディング
- 採用活動のコツ
Zoom面接をわかりやすく解説!
実施する際のポイントもご紹介
導入
新型コロナウイルスの感染拡大によって、現在「Web面接」を取り入れている企業が増加しています。しかし、長年対面の面接を実施してきた採用担当者の方にとっては不安に感じることもあるでしょう。そこでこの記事では、「Web面接」のなかでも最もポピュラーな「Zoom面接」の基本情報やメリット、デメリット、実施する際のポイントについてわかりやすく解説します。
そもそも「Zoom」とは
Zoomとは、セミナーや会議をオンラインで実施できるWeb会議システムです。PC・スマホ・タブレットいずれの端末でも利用でき、Windows・macOS・Android・iOSなどのOSや、日本語にも対応しています。同様の機能を持つWeb会議システムのなかでもZoomはビジネスシーンに強く、世界中の企業から高い評価を得ています。アカウントを取得後、開催日時を設定して発行されたURLから参加するだけという利用のしやすさも人気の秘訣でしょう。無料アカウントであってもWeb面接をするための十分な機能が備わっているのも嬉しいポイントです。
Zoom面接のメリット
Zoom面接とは、PCやモバイル端末でZoomを使用して遠方の求職者とオンラインで採用面接を実施する面接です。インターネット環境と必要な端末を用意するだけで手軽に利用できることから、採用活動のツールとしても人気を博しています。ここでは、Zoom面接のメリットを2点ご紹介します。
応募数の増加が期待できる
働き方改革や人手不足の影響により、企業においても多様で柔軟な働き方を実現し、より多くの人材を獲得することが推進されています。Zoom面接を活用すれば地方や海外在住の求職者とも物理的制約を越えて接することができ、多様な母集団を形成することが可能です。ただ応募数を増加させるだけでなく、今まで獲得が難しかった遠隔地在住の優秀な人材を得られる可能性があるのも大きなメリットです。
人事担当者の負担や移動コストを軽減できる
企業がZoom面接を導入するもう1つのメリットは、人事担当者の負担や移動コストを軽減できることです。オンラインで面接をすれば、人事担当者が面接会場へ移動する労力や費用、さらには会場を整備するための人件費なども発生しません。軽減された労力やコストをより付加価値が高い業務に活用することで、採用活動の質向上も期待できます。同様に、求職者も自宅から面接ができるので労力や移動コストを省くことができます。結果として、企業と求職者の双方にメリットが発生することになるでしょう。
Zoom面接のデメリット
Zoom面接にはメリットがある反面、デメリットも存在します。ここでは、Zoom面接のデメリットを2点ご紹介します。
応募者の判断材料が少ない
Zoom面接は、面接担当者から見えるのがカメラに映る限られた範囲のみなので、応募者の判断材料が少ない点がデメリットです。全体像を把握できないので、応募者の立ち振る舞いなどを確認することはできません。また、応募者の実際の表情や緊張の程度も対面と比較してわかりづらい点もデメリットに感じるでしょう。しかし、Zoomには録画機能が付いているので、面接終了後に複数の担当者で面接時の様子を再確認し、意見を出し合うことができます。面接中は判断しづらく感じるかもしれませんが、面接記録が残せるので、後に今後の改善を図る際に活用できるでしょう。
間合いがとりづらくミスコミュニケーションが起こりやすい
オンライン経由のコミュニケーションは、お互いの会話の間合いがとりづらく、ミスコミュニケーションが起こりやすいこともデメリットのひとつです。Zoom面接では、間合いがとれずに同時に話し出してしまうことや聞き間違いが生じる可能性があります。また、通信回線の遅延などで聞きとりにくいことも想定されるので、できるだけ「ゆっくり」「はっきり」「丁寧に」聞き取りやすい発音を意識しましょう。
[show_next]2.実施する際のポイント[/show_next]