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「カスタマージャーニーマップ」を採用サイト制作に活かすには
採用サイト制作のその他のポイント
採用サイトを制作するうえで意識しておきたいポイントを3点ご紹介します。
サイト制作は目的ではなく手段
1つ目のポイントは、採用サイトはあくまでも人材獲得のためのツールであり、採用サイトの制作自体を目的として力を入れ過ぎてはいけないということです。採用活動に注力できる時間・費用・労力などの資源は有限です。割けるリソースに余裕がないなかで、少しでも成果を上げることを迫られている企業も少なくないでしょう。サイト制作に限らずモノ作りにおいては、いざ作り始めるとつい凝りたくなりますよね。採用サイト制作の目的はあくまで採用であることを常に意識することが大切です。厳しい人材獲得競争において、採用候補者の「応募」「入社」というアクションを後押しするためのツールとして効果を発揮するために、CJMなどを活用して効果的な導線設計を実施しましょう。
勘と経験に頼らず合理的な戦略を立てる
2つ目のポイントは、不確実で担当者の能力に左右されやすい「勘」や「経験」を極力排して、可能な限り「客観的」で「合理的」な戦略を目指すということです。経験則は、実績を積んだベテランであれば強力かもしれません。しかし、組織としてナレッジやノウハウを共有できるようにするためには、数値データ化するなど、他の誰が実施しても同じ結果になるような手順を組み立てることが大切です。採用活動も同様に、採用サイトにおける採用候補者の動きをグーグルアナリティクスなどのツールを活用して分析し、CJMにマッピングしてみましょう。それにより、応募につなげるための合理的な戦略を、担当者が交代したとしても継続することが容易になります。
SNS対応が不可欠
3つ目のポイントは、Webでの採用活動においてすでに不可欠になっているSNSへの対応です。特に若い世代の人材を採用する場合、企業の方から積極的に情報発信して求職者にアプローチする必要があるでしょう。採用サイトにFacebookやTwitterなどのSNSへのリンクを埋め込むことで、求職者は興味のある企業の最新の情報にアクセスすることができます。新しい情報もあっという間に古くなる現代において、静的なWebページだけでは変化に追いつくことは困難です。CJMもできるだけ短いサイクルで更新し、最新の動向とリンクする採用サイトを目指しましょう。
さらに、電話や郵送・メールと比べて気軽にコンタクトできることもSNSの特長です。求職者の気持ちがこちらに向いたタイミングを逃さないために、ぜひSNSを有効活用してみましょう。
まとめ:CJMを踏まえた採用サイトで確実な採用を目指そう
今回は、採用サイトにおいてもCJMを意識することによって、より効果的な採用活動につながる可能性が増すことを解説しました。ポイントを押さえた採用サイトを制作するには、技術とノウハウを積んだプロの制作会社の利用がおすすめです。効果的な採用サイトを制作して、自社にマッチする人材の獲得につなげてくださいね。