導入

新型コロナウィルスの大流行によって、企業の人事活動は大きな戦略変更を迫られています。例えば、採用時におけるWeb説明会やWeb面接、働き方におけるテレワークや時差通勤への移行が挙げられるでしょう。そして、この流れは一過性のものではなく、withコロナの時代において一般的なスタイルになっていく確率が高いと予想されます。そして、今後の採用活動において、より重要性を増すと考えられるのが採用サイトです。今回は、「採用サイト」制作にまつわる失敗例と、そのような失敗をしないための対策や考え方について解説します。

コロナが採用活動に与える影響

厚生労働省によると、2020年6月の有効求人倍率（求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数値）は1.11倍でした。2019年12月は1.57倍だったので、半年で0.4ポイント以上も下落したことになります。ここ数年、日本の人材市場は人手不足といわれ、求職者有利の状況が続いてきましたが、コロナ禍で求職側も企業側も大きな転換点を迎えたことになります。単純に採用側に有利な情勢になったわけではありません。企業活動や働き方そのものが根本から見直しを求められ、従来と同様の採用方式ではもはや優秀な人材の獲得が困難になっていくといえるでしょう。
[show_next]2.採用サイト制作は失敗談を活かそう！[/show_next]