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インターンはオンラインが主流へ!
現代の採用活動に乗り遅れないために何が必要?
導入
今年2020年は、新型コロナウイルスの影響で多くの企業が採用戦略の大幅な変更を余儀なくされました。新型コロナウイルスの影響は非常に大きく、今回の騒動が終息したとしても、世の中の流れは元に戻らないとまで言われています。こうした背景もあり、今年の採用活動ではさまざまな場面でオンライン化が進みました。説明会や面接はもちろん、採用活動の中でも重要な役割を持つ「インターンシップ」もオンラインで実施されているようです。そこで今回は、インターンにおけるオンライン化の流れや、採用市場の現状・メリット・注意点などを解説します。
2020年の採用市場
まずは、このコロナ禍での採用市場の変化について確認してみましょう。
コロナ禍で採用市場は停滞
報道などで一般的にも認知されているように、新型コロナウイルスによって大手企業をはじめ多くの企業で、採用活動が大幅に制限されました。2020年初めまでは求職者に有利な売り手市場、すなわち企業にとっては人手不足と言われていましたが、情勢は一変しました。一部では、就職氷河期の再来との声もあるようです。
それでも企業は優秀人材が欲しい
そうは言っても、企業が活動を継続していくうえで人材の確保は欠かせません。グローバル化や異業種参入によって市場競争が激化しているうえに、コロナの影響で先行きはますます不明瞭になっています。そうした中で企業が生き残っていくためには、以前にも増して優秀な人材を確保する重要性が高まっているのです。
インターンも次々とオンライン化!
インターンのオンライン化は新型コロナ以前からも取り組みがなされてきましたが、今回のように対面での実施が困難になったことで、実施がさらに加速しました。実際に取り組む中でそのメリットを発見した企業も増えているようです。
企業がインターンをオンライン化するメリット
では、企業にとってインターンをオンライン化するメリットにはどのようなことがあるのでしょうか?メリット毎にご紹介します。
コストパフォーマンスが良い
まず、費用対効果の高さが挙げられます。従来型のインターンでは、仲介機関への支払いや求職者への報酬、交通費、宿泊費などが発生していました。それでも、内定に至る確率の高さなどからインターンは企業にとって効率の良い採用方式であると言われています。しかし、オンライン化することによって交通費・宿泊費などが浮き、仲介手数料や保険料などを抑えることも可能です。
また、企業アピールという観点においても、「一早く新しい様式を取り入れる企業」「柔軟性や学生への配慮に富む企業」として、優秀人材への効果的な訴求になるでしょう。今後はインターンもオンライン化した方が、長期的なスパンで考えても、優れていると評価されるようになるのかもしれません。
母集団形成にも有利
また、オンラインインターンは母集団の形成にも貢献してくれます。従来のインターンの参加者は、どうしても大都市部に住む人に偏りがちでした。さらに、インターン開催時期についても、どうしても特定の期間に集中してしまう傾向があり、学業や現職との兼ね合いから参加困難な求職者も発生してしまいました。しかし、オンラインであれば地方在住の優秀人材にも瞬時にアプローチをかけることができます。加えて、移動時間もかからず開催時期も柔軟に対応できるため、多忙な求職者でも参加しやすいでしょう。つまり、企業の採用活動を成功させるために必要な母集団形成の幅を、大きく拡張することができるのです。
[show_next]2.インターンをオンライン化する際の注意点[/show_next]