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共感採用とは?
注目される背景やメリット・デメリットをご紹介!

導入

従来の採用方式では、求職者に対して「知ってほしい情報」を提供する形が一般的でした。また、それも企業側からの一方通行の情報提供です。しかし、近年はそれ以外の目に見えないような情報や、求職者と企業間で相互にやり取りをするニーズが高まっています。そのなかで、今熱く注目されているスタイルが「共感採用」です。「共感採用」という言葉は、聞いただけでは捉えどころなく感じられるかもしれません。そこで、今回は「共感採用」について、注目される理由からメリット・デメリットまでを、概観してご紹介いたします。

 

そもそも共感採用とは?

まず、共感採用とはどのようなものを指すのでしょうか。それは、会社という存在の根幹である理念、つまりビジョン・ミッション・バリューなどの無形文化に対して共感してくれる人材を、会社の一員として採用していく戦略です。報酬・ブランド・ポジションなどの条件を求人メディアに掲載して求職者の応募を待つという方法に対して、特にリファラル採用の領域で近点提唱されてきました。

 

共感採用のメリット

では、共感採用のメリットには何が考えられるでしょうか。主な利点を3つ説明します。

 

よりリアルな会社の雰囲気を伝えられる

会社で働くリアルな感覚を伝えられるでしょう。賃金やポジションといったスペックだけでは表しきれない、やりがいも大変なことも含めた仕事の全体像を一緒に描くことが、共感採用ではできるからです。例えば、会社の目指す方向や価値基準を示したビジョンやバリュー、社会的な意義や仕事をする使命としてのミッションを伝えるなど、本質的な「意味」を打ち出すことで、会社の文化や社風への理解もより深まるはずです。その他にも、「どのように仕事をしているか」「仕事をする上での想い」などを伝えることで、心から「一緒に働きたい」と思ってもらえる人が集められるでしょう。

 

採用のミスマッチを予防できる

共感採用では採用のミスマッチも起こりにくい特徴があります。共感して入社してくれた人材は、ミスマッチによる早期離職の心配も少ないでしょう。入社前に仕事についてリアルなイメージをもってもらった分、現実と理想のギャップも少なくなるからです。せっかく手間も時間も費用もかけて入社してくれた人が、ミスマッチを起こしてしまっては元も子もありません。共感採用ではそうしたリスクを減らすことができるのです。

 

モチベーションが高い人材を採用できる

比較的モチベーションが高い人材を集められることも共感採用ならではです。求職者を心から動かすことができれば、入社後も高いモチベーションをもって、熱心に仕事をしてくれるでしょう。人に自ら進んで動いてもらうためには、共感で繋がった信頼関係がなければいけません。言葉で表現できない大切なものの価値を共有することで、より強固な関係性をもった組織が作れるでしょう。

 

これら3つの要素が共感採用における主なメリットです。離職率が高い企業やモチベーションが低い企業、理念への共感を求めている組織はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
[show_next]2.共感採用のデメリット[/show_next]

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