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採用面接のポイントとは?
優秀な人材を見抜く質問や注意点を解説!

導入

少子高齢化による人手不足の深刻化や人材の流動性の活発化もあり、企業における採用面接の重要性がかつてなく高まっています。しかし、多くの企業で、応募者の適性やスキルを面接において確実に把握しておきたいというニーズが聞かれる一方では、なかなか効果が上げられずにいるのが実情ではないでしょうか。

 

そこで、この記事では、採用面接を成功に導くために必須となる、優秀な人材を見抜く質問や注意点などについて解説していきます。

 

採用面接の進め方

採用面接では、準備・段取りを済ませておくこと、そして、実際の面接の進め方を頭に入れておくことが大切です。ここでは、面接官の役割、評価用チェックシートの作成、そして採用面接の流れについて解説していきます。

 

面接官の役割

面接官の役割は、会社の「顔」として応募者に向き合いながら、応募者の適性や人物像を評価することがまず挙げられます。面接という限られた時間の中で的確に応募者の資質を見極めるためには、本音を引き出せるような話しやすい雰囲気づくりができるだけでなく、主観にとらわれない人物眼も必要です。

 

他方、採用難の現状においては、優れた人材を自社にいざなう営業マンとしてのセンスも必要です。応募者の希望や志向性を聞き出しつつ、自社の長所や魅力をアピールしていき、応募者の入社に向けたモチベーションを高める役割も担っています。

 

評価用チェックシートの作成

効果的な採用面接に向けては、評価項目や評価基準を明確に定めた評価用チェックシートを作成しておくのがおすすめです。自社が求める人材を確実に採用するためには、応募者を客観的かつ正しく見極めることが欠かせません。評価用チェックシートは、面接官の経験や主観からくる評価のバイアスをただし、採用におけるミスマッチを防ぐうえで大きな役割を果たしてくれるでしょう。

 

評価用チェックシートの作成では、「求める人物像」「評価項目の可視化」「評価基準を点数化」の設定が一般的です。明確な項目・基準を打ち立てておくことが、公正な応募者評価と恣意に寄らない合否判断に繋がるのです。

 

採用面接の流れ

採用面接の流れは、以下の通りです。

 

1.アイスブレイク

2.会社の説明

3.履歴書・職務経歴書に関する質問

4.応募者からの質問

5.事務的な確認

 

採用面接における代表的な質問

限られた時間内で、応募者が自社の求める人物像に適っているか判断を下すことは、決して簡単なことではありません。ここでは、応募者の人材を見極め、その適性を掴むうえで効果が高いとされる質問を、評価項目別に具体例付きでご紹介していきます。

 

コミュニケーション力を判断する質問

コミュニケーション力は、職場において最も重視されるスキルの1つであり、実際多くの企業で採用時における人材見極め項目の筆頭に挙げられています。わざと抽象的な質問を投げかけて応募者の理解力や「考え方の個性」とも呼ばれる、思考特性を探るやり方を採る場合もあります。

 

・「簡単な自己紹介をお願いできますか?」

・「社内でのコミュニケーションにおいて大切なことは何でしょうか?」

 

仕事への姿勢を判断する質問

仕事の進め方やキャリア志向性について尋ねることで、周囲と協働して関係性を構築できるか、何を目標に業務を遂行するタイプであるか判断できます。

 

・「これまでの職場では、どのような役割を果たしてきましたか?」

・「将来どんなポジション・仕事に就きたいですか?」

 

スキルや経験を判断する質問

習得しているスキルやこれまでの経験を確認して、人材を判断することもよく行われます。ここでは、具体的かつ率直な質問の繰り返しにより、何よりもまず事実を掴むことに努めましょう。

 

・「経理に関する資格をお持ちとのことですが、どのようにして取得されましたか?」

・「これまでに関わったプロジェクトから得た成功体験や教訓を教えてください。」
[show_next]2.面接官が気をつけたいNG行動[/show_next]

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