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学生向けの採用サイトを制作するポイントは?
目に留まるサイトの特徴も解説
導入
インターネットでの就職活動が当たり前になってきている昨今、採用サイトの制作は欠かせません。そこで、この記事では新卒学生向けの採用サイトを制作するポイントについて取り上げます。どのような工夫をすれば目に留まるかについても解説するので、採用活動に関わる方はぜひ参考にしてください。
学生の目に留まる採用サイトの特徴
学生の目を引くポイントは、働くイメージの持ちやすさとインパクトです。両者について解説します。
働くイメージが持ちやすい
働くイメージが湧かないと「入社して何をするかわからない」「仕事を続けていけるか不安」などの理由でエントリーを避ける可能性が出てきます。そのため、新卒採用サイトは正しく情報が伝わる配慮が必要です。例えば、職場の雰囲気を伝える採用動画や、従業員へのインタビュー記事の掲載がそれにあたるでしょう。就活生が入社後の自分を想像できるサイト作りを目指します。
インパクトがある
就活生はネット上でたくさんの採用サイトを見て回ります。ページ来訪者の直帰率を下げるためにも、インパクトを与えるデザインを心掛けるのも重要です。
例えば、えびせんべいで有名な「桂新堂」様の採用サイトでは、えびの被り物をした従業員が「えび家族の日常」と称して仕事紹介をしています。コミカルで遊び心のあるデザインにつられて、思わず内容を確認したくなる採用サイトです。このようにインパクトがあると、興味からサイトを見てもらいやすくなり、印象が残りやすくなります。応募候補に残るためにも「読まれること」「印象に残ること」を意識した制作を心掛けることが大切です。
学生に向けて魅力的な採用サイトを制作するために重要なポイント
就活生が魅力的に感じる採用サイトとは、どのようなものなのでしょうか。ここでは、その評価基準となる3つのポイントについて解説します。
自社について分かりやすく詳細を伝える
1つ目は自社情報が訪問者に分かり易く伝わることです。採用サイト制作にありがちな失敗の一つとして、情報過多が挙げられます。例えば、制作側が自社のことをよく理解してもらいたいと思うあまり、サイトに優先度の低い情報まで掲載してしまうケースです。こうなると、訪問者は必要な情報を見つけ出すのに、サイト内を探し回らなくてはならなくなります。
多数の企業から選ぶ立場にある就活生は、迅速な情報収集を望んでいます。知りたい情報がすぐに見つからなければ、見切りをつけて次の採用サイトへ移動してしまうかもしれません。就活生の負担を掛けないためにも、必要な情報がすぐに発見できるデザインを意識することが大事です。
入社後のミスマッチを防ぐためにコンテンツを充実させる
2つ目は入社後のミスマッチを防ぐコンテンツです。入社前のイメージと入社後の現実との齟齬は、就活生が抱える不安の一つと言えます。
この不安を解消するためにも、疑問への回答となるQ&Aの設置や、現役社員同士の対談などの「企業の本音」が伝わるコンテンツを掲載しましょう。厳しい内容であっても働くイメージを明確にしてくれるはずです。このイメージの明確化が就活生の不安を取り除き、応募への後押しにもなるでしょう。
就職活動に役立つ情報を明記する
最後は、就職活動に役立つ情報の提供です。就活生は、自分に最適な企業に出会い、内定を得るために、様々な情報を集めなければなりません。例えば、「面接でどんな質問がされるか」「職業の適性診断」などは、どんな就活生でも興味がある内容です。就活生が抱く疑問に答えてくれるコンテンツがあれば、採用サイトへの印象は良くなります。
また、自社の事業内容を詳細に説明することも大切です。自社の強みや他企業との比較情報はアピールになるだけでなく、就活生が同業界企業の良し悪しを決める判断材料としても役立ちます。採用サイトに役立つ情報を積極的に掲載して、就活生の好感度を上げるよう努めましょう。
[show_next]2.採用サイト制作では学生のニーズに合わせることが大切![/show_next]