コラム

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採用サイトはなぜ制作する必要があるのか?
掲載するコンテンツなど解説

導入

企業の採用活動においてまず実践するのは、ハローワークで求人募集をかけたり、求人媒体を利用したりする方法でしょう。しかし、アルバイトや短期雇用従業員を採用するだけならともかくとして、中長期的に自社のメンバーとして活躍してくれる人材に出会うためには、求人票に掲載できる情報は少なすぎるかもしれません。そこで、求職者に自社の魅力を最大限伝えるために活用されているのが採用サイトです。

この記事では、採用サイトを制作する必要性や掲載するべきコンテンツなどをご紹介します。

 

採用サイトはなぜ必要なのか?

近年、採用サイトを制作する企業は増加傾向にあります。しかし、コーポレートサイトの一部に採用に関する情報を載せている企業もまだまだ多く、採用サイトを単独で開設している企業ばかりではありません。採用サイトはなぜ必要なのでしょうか?

 

求職者は情報が欲しい

学生時代からある特定の業界や企業に思い入れがあって、必ずそこに就職したいという強い意志を持っている人を除けば、就職活動は悩みや迷いの連続です。特に、働いた経験が浅い人などは、どのような企業が自分に合っているのか把握できていません。また、求人票には募集職種として、営業や技術者、事務など様々な職種が掲載されていますが、それぞれの職種がどのような働き方をするのかも想像できないでしょう。

このように就職活動は、ただ単に職探しという意味を超え、自分の適性を知り、自分が何をやりたいのかをしっかりと判断していく、「自分探しの旅」ともいえるのです。そして、最終的に自分の想いが実現できる企業とめぐり合うためには、様々な情報を集めなければなりません。

 

採用サイトへの流入経路は?

採用サイトを見に来る人は、どのようなきっかけで流入してくるのでしょうか。流入経路として最も多いのは、求人媒体に掲載する募集記事を見た後にやってくるパターンです。

ある程度の知名度がある企業の場合は、Google検索などで直接社名が検索されて採用サイトに辿りつく場合もありますが、中小企業などの場合は、直接検索されることはあまりないでしょう。このように、採用サイトは求人媒体とセットにすることで、流入数を増やすことができると考えて良いでしょう。言い換えれば、求人媒体で自社に興味を持ってくれた求職者を次にお迎えするのが採用サイトということなのです。

 

求職者は採用サイトになにを求めている?

以上のことから、採用サイトにアクセスする人は、「就職への意欲が高く、自社に興味を持ってくれている」と判断できます。そのため、採用サイトには、求職者の求める情報を網羅し、求職者が持っている自社への興味を増幅させるコンテンツを載せる必要があります。

採用サイトに掲載するコンテンツは、企業の事業内容や特色にもよりますが、社内の様子や働きやすさの工夫など、自社での仕事をより身近に感じられるものが良いでしょう。事業内容を詳細に説明し過ぎると、学生などには理解できないことがあったり、小難しい印象を与えたりするかもしれません。せっかく自社を就職先候補として選んでくれたのですから、自分たちと一緒に働くと良いことがあるといった内容でアピールすると良いでしょう。

 

採用サイトに必要なコンテンツ

それでは、求職者に興味を持ってもらうために、どのようなコンテンツを用意するべきでしょうか?ここでは、採用サイトに掲載すべきコンテンツをご紹介します。

 

トップページ

採用サイトに訪れた求職者が最初に見るのがトップページです。

トップページは、いわばインターネット上における「企業本社の玄関」といっても良いでしょう。パッと目を引く色使いや、明るさ・楽しさをイメージできる写真掲載、事業全体を表現するキャッチーな標語など、自社が最もアピールしたい内容に基づいて、トップページのデザインを決めましょう。

また、サイト内すべてのページにいえることですが、訪問者の動線を考えることが大切です。トップページをいくら派手にしても、本当に見てもらいたいコンテンツページに行ってもらわなければ意味がありません。トップページだけ見て退出とならないように、次に見てほしい情報に自然と手が伸びるデザインを考えましょう。

 

事業内容・企業理念・ミッション

事業内容や企業理念、ミッションは、コーポレートサイトにも掲載している企業は多いはずです。採用サイトでは、これらを求職者向けにかみ砕いて説明すると良いでしょう。例えば、事業内容が「製品の企画・製造」であれば、「このような商品をつくっています」といったように、より親しみが持てるわかりやすい文章にすると喜ばれます。企業理念やミッションについても、「なぜそう考えているのか」をしっかりと説明することで、言葉の裏に隠れた企業の本当の想いを伝えることができるでしょう。

このように、学生や業界未経験者の目線に立って、「共感できる内容」にすることが大切です。

 

社内環境・社員紹介・インタビュー

職場環境は、仕事をするうえでとても重要です。好きな仕事に就けたとしても、人間関係が悪ければ長く続かないケースは少なくありません。そのため、志望する企業の内部がどのような雰囲気のなか、どのような人が働いているかは、求職者にとっての大きな関心ごとです。採用サイト内には、入社後にどのような働き方ができるか想像できるコンテンツを掲載すると良いでしょう。

文章で伝えるのはもちろんのこと、社内や従業員の様子を撮影した写真や、先輩社員のインタビュー記事や動画を載せるのも良い方法です。

 

福利厚生

福利厚生の充実度は、就職先を選ぶ際の重要な指標になります。

決して豪華なものである必要はありませんが、従業員にメリットが大きく、楽しく利用できる印象を与えることが重要です。

有給休暇や産休育休の取得しやすさのアピールや、リフレッシュ休暇や誕生日休暇、自主学習のための費用補助など、従業員の健全な成長を応援する制度があれば掲載すると良いでしょう。

 

募集要項

募集要項は、採用サイトの中で最も重要なコンテンツといっても過言ではありません。

募集要項には応募条件や必要スキルなどを具体的に載せる必要があるため、複数の職種を募集する場合は、求職者が見やすいように職種ごとにページを分けると良いでしょう。また、募集する職種が多い場合は、それぞれの職種へのリンクをまとめたページを作るなど、求職者が知りたい職種の情報をすぐに見つけられる工夫が必要です。

募集要項には、選考の流れがわかるようにしましょう。書類選考の有無や面接回数、応募から内定までの期間などを掲載します。
[show_next]2.情報源として信頼される採用サイトであるためには[/show_next]

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