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Z世代人材に向けた採用サイト制作で意識するコンテンツとは?

導入

現在10代~20代の大半は、Z世代に属します。Z世代が新卒~第二新卒の年齢になったことにより、企業の採用活動においてもZ世代の考え方やカルチャーは無視できないものになりました。テクノロジーの変化により、今の現役世代とは少し異なる社会観や価値観を持っている彼らにアピールするためにはどうしたら良いのでしょうか。

この記事では、Z世代人材に向けた採用活動において、採用サイトが果たす役割や、Z世代に刺さるコンテンツについてご紹介します。

 

採用活動におけるZ世代について

Z世代を「=若者」と認識している人は多いですが、具体的にはどのような人々を指すのでしょうか。ここでは、Z世代と呼ばれる人達の概要と特徴、Z世代人材向けの採用手法をご紹介します。

 

Z世代とは?

Z世代とは、1996年から2010年頃に生まれた人を指します。2022年現在でZ世代に該当するのは、12歳から26歳の人です。この世代の大きな特徴は「デジタルリテラシーの高さ」といって良いでしょう。1981年から1995年に生まれた、通称「Y世代(ミレニアル世代)」も比較的デジタルリテラシーが高い人が多いですが、Z世代はそれ以上です。

ガラパゴス携帯、通称「ガラケー」に触れたことがなく、初めて手にする携帯電話はスマートフォンだったという人が大部分を占めます。また、友人や知人とのやり取りにもメールではなくSNSを使用します。物心ついたときからインターネットが身近にあった彼らは、情報収集能力に優れ、国際問題や環境問題、世界経済への関心が高い傾向にあるようです。また、情報の発信者になるためのプラットフォームが充実していることもあり、積極的に世の中に自分のアイデアや作品を発表していこうとする人も多いです。

 

 

Z世代の求職者の特徴

Z世代は、デフレ経済のなか生まれ育ち、幼少期にあたる2008年にはリーマン・ショックを経験しています。そのため、Z世代全体の特徴として、モノ消費には消極的という傾向があるようです。自分の人生を堅実にとらえ、モノを手に入れるよりも、いかに人生を充実させるかを大切にする人が少なくありません。日本企業の成長が鈍化し、給料が上がらない時代を生きる彼らにとっては、がむしゃらに働くよりも、安定的な環境でプライベートを大切にする働き方が魅力的なのです。

また、環境や人権などへ関心や社会的課題への意識が強いため、自分が就く仕事においてもなんらかの社会貢献をしたいと思っている人が少なくありません。

つまり、Z世代の求職者が求めるものは、「安定」「ワークライフバランス」「社会貢献」といったキーワードから見出だすことができるでしょう。

 

Z世代人材を確保する代表的な採用手法

Z世代に対しても、企業の採用手法は基本的には変化していません。ただし、これまで以上にWebの活用を進めるなど、Z世代がキャッチしやすい情報発信を心掛ける必要があります。ここではZ世代に有効な採用手法を紹介します。

 

・SNS

SNSを上手に活用できる企業はZ世代からの関心を持たれやすくなります。特に、各SNSの特徴を活かして、企業の活動をわかりやすく、ときにユーモラスに発信できれば大きな話題になるでしょう。面白い記事や投稿があればすぐに仲間に共有してくれるのもこの世代の特徴なので、コストをかけずに企業認知度を高め、エントリー数につなげられるのもメリットです。

ただし、闇雲に投稿数を増やしても、彼らは安易に情報に飛びつきません。運用に一定レベルのセンスやマーケティングスキルは必要になるでしょう。

 

・Web説明会、面接

新型コロナウイルス感染症の流行により、Web説明会や面接は一気に普及しました。

これによって、地方在住者でも地元にいながら都内の企業の選考に進むことができるようになり、わざわざ足を運ばなくても多くの情報を得られるようになりました。

このような流れは、スマホ片手になんでもこなしてしまうZ世代にも歓迎されているようです。そのため、Webを活用した採用活動を行う企業ほど、人材確保のチャンスは多いといえるでしょう。

 

 

・ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングとは、第三者を通さずに企業が直接人材にアプローチする方法です。Z世代は、自分の個性が尊重され、やりがいを持って働ける職場を求める傾向があります。そのため、求職者の想いにしっかり応え、仕事の魅力を伝えることができれば、待遇面が特別良い条件でなくても採用につながる可能性があります。企業が求める人材にいち早く接触するダイレクトリクルーティングは、Z世代人材を対象とする採用活動において重要なポイントといえるでしょう。
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