季節は変わり、暑さで汗が滲む季節になってきましたね。
未曾有のコロナ情勢はまだ落ち着きを見せない中、弊社では一部を除きリモートワークから通常の常勤体制に戻りつつあります。
常勤に戻るにあたりコロナの抗体検査を受けましたが、特に問題も無く…。いつもの日常に戻りつつありあります。
いかがお過ごしでしょうか？ SPCデザイナーAです。
前回オリジナルフォント作成の記事を執筆した際に、少し触れましたがフリーフォントでも、使い勝手良く上品質なものがたくさんあります。
しかもタイプ別に分ければシリーズ化できるやん、グヘヘ。ってんで『カッコイイフリーフォント5選』の第一弾を紹介いたします。
初回となる今回は明朝編。
はんなり明朝
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絵本などに合いそうなかわいらしくて、ふんわりとしたデザインをしています。
情緒的なビジュアル制作に持ってこいって感じで青空背景に白文字で言葉を添えてあげるだけでオシャレにみえちゃうかも。※『晴れの空明朝』って書体もあるけど。
ひらがなとカタカナのみで、漢字と英数字、記号などはIPA明朝体が使用されています。
うつくし明朝体オールド
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なんとエレガントなのでしょう。名前に『うつくし』って入っちゃってますし。
丸明オールドと少し似ているけど、縦書きの美しい流れを重視してデザインされているあたり、そこで違いを感じれる。
『し』の形とかを見るとよく頷ける。
こころ明朝体
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名前の通りほっそりとして繊細さが伝わるような、丸みを帯びた明朝体です。
乙女ごごろがまるで分らない筆者でも、この繊細で麗しい様は伝わって来るわ。
思わず恋愛のポエムをこころ明朝体を用いて画像作成し、インスタにアップ！
私って普通の人より感受性とセンスが抜けてるんですアピールでもしてやろうかしら！
…すいません嘘です。
刻明朝フォント
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独特のフォルムで落ち着いたエレガントなデザインが特徴的。物語のプロローグやエピローグを刻明朝フォントで認めたら良い雰囲気になりそう。
また、漢字とひらがな・カタカナの形状に対しての明暗のバランスを考慮した調整がなされていて粋な感じです。
『刻』の文字通り、彫り物っぽいフォルムが良く現れています。
幻ノにじみ明朝
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アウトラインがガタガタしたレトロな雰囲気の明朝体です。
アナログなテイストは年賀状からDTPまで幅広い用途にピッタリだと思います。
十数年前は加工全盛期の頃で、illustratorやPhotoshopの加工で、滲みや擦れ具合を表現したりすることも良く行っていました。
最近そういった表現の追求は少なくなったものの、幻ノにじみ明朝くらいのディテールでちょっとした趣のある表現の時に使用してみても良いのではないでしょうか。
読み方はマボロシノニジミミンチョウと読みます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
明朝体といっても拘ろうと思えばいくらでもあるし奥深いですね。
活字の美しさをWebサイト制作で活かすのは印刷物などと比べると大分難しくなりますし、どちらかと言えば視認性や文字情報として扱いにくく画像データにしなければならないといった部分もありますので不向きであるかもしれません。
ただ、炭のたまり具合の厚みや滲み具合が表現されていたり、跳ね具合や曲線の成り立ち。細部への拘りを制作用途に合わせ使い分け、タイポグラフィックの魅力が少しでも反映できるものづくりができると楽しくなるし乙ですね。
次回はゴシック編をお届けしようかな。
ほなまた。
