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【Googleリッチリザルト】検索結果に求人情報を表示(必須項目編)

求人情報のページへ構造化データを追加すると、Googleの検索結果へ求人情報が表示されます。
特に現在は在宅勤務やテレワークへの関心が高まっているので、そのような勤務形態が可能な求人情報にはぜひ構造化データを実装しましょう。
「よくある質問」などと比べると、指定できる内容がかなり多いので、この記事では指定必須の項目について記載します。
※番外編 【Googleリッチリザルト】検索結果に「よくある質問」を表示させる

実装できるページ

構造化データは求人情報1件1件のページへ実装します。
求人についてのページでも、以下に当てはまるページへは実装しません。

  • 個別の求人情報ではなく、求人リスト一覧
  • 期限切れの求人情報
  • 応募方法が示されていない求人
    就職支援イベントの参加募集や、ユーザー登録をしないと求人の詳細情報を閲覧できない場合は、求人検索の対象外です。

 

必要最低限の設定

指定できる項目はたくさんありますが、最低限必要な指定は以下の内容です。

  • 職務名
  • 職務内容
  • 募集開始日
  • 雇用主
  • 勤務地

上記の5つを指定します。

職務名

募集している職務の名称を指定します(”title”という名前ですが、ページタイトルではありません)。
記入例:”営業事務”、”社内SE”
なお、求人コード、住所、日付、給与、会社名を含めることは禁止されています。
また記号や特殊文字等を多用すると、スパムと見なされる場合があるので注意しましょう。
NG例:”***** 【駅近】スタッフ募集(月20万~) *****”

職務内容

職務、資格、スキル、業務時間、学歴に関する要件、経験に関する要件など、求人の詳細な説明をHTML形式で指定します。
長くなっても大丈夫なので、募集要項に記載してある内容をそのまま記載しても良いでしょう。
タグも記述できますが、認識されるタグは<p>、<ul>、<li>です。<h1>や<em>等の見出しや強調のタグは認識されません。
また段落は、<br>、<p>、\nを使用します。

募集開始日

求人を掲載した日を指定します。

雇用主

雇用主の会社について指定します。

  • name
    会社名を指定します。所在地等は含めません。
  • sameAs
    会社のウェブサイトのURLを指定します。

 

勤務地

オフィスや現場等、実際の勤務地を指定します。なるべく詳しく記述することが望ましいです。

  • addressCountry
    国名を指定します。
    ISO 3166-1で定義されている、アルファベット2桁の国名コードでも指定可能で、日本の場合は”JP”です。
  • postalCode
    郵便番号を指定します。
  • addressRegion
    都道府県を指定します。
  • addressLocality
    市区町村を指定します。
  • streetAddress
    残りの住所を指定します。

勤務地が複数ある場合は、配列にして増やします。

在宅勤務の場合

  • jobLocationType
    完全に在宅勤務・リモートワークの場合は上記のように”TELECOMMUTE”を指定します(リモートワークが一時的だったり、交渉次第という場合は指定できません)。
    また、この項目が指定されている場合、”jobLocation”は必須項目ではありません。
  • applicantLocationRequirements
    リモートワークを行う地域(勤務者が所在する必要のある地域)を指定します。
    上記のコードの場合は、日本国内で勤務可能ということになります。

通勤するか在宅勤務かを選択できる場合は、以下のように指定します。

指定が複雑な項目もありますが、リッチリザルトテストで確認しながら設定してみましょう。

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