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Webサイト公開前後でチェックすべき項目!【公開後編】

こんにちは。
ディレクターのMです。

Webサイト制作者必見のサイト公開時のチェック項目の後編です!
前回はサイト公開直前のチェック項目をまとめておりますので、まだ見られていない方はぜひご覧ください。

Webサイト公開前後でチェックすべき項目!【公開前編】

サイトは公開後も正しく機能しているかチェックすることがとても重要です。
チェックが完了するまで気を引き締めていきましょう。

公開後のチェック項目

Webサイト公開後は公開前の設定関連が残ったままになっていないか、最終的に公開されるURLで動作するかをチェックしていきます。
SEOの観点でも有効なものですので、しっかりと確認していきましょう。

Basic認証を外し忘れていないか

Webサイト制作時に設定したBasic認証のIDとパスワードを保存したままで、Basic認証がかかっていることを忘れて、Webサイトリリースのタイミングで、Basic認証を外すのを忘れることは意外と多いです。
そのため、Webサイトのリリース時には、必ずブラウザをシークレットモード(プライベートウィンドウ)で立ち上げて動作確認をしましょう。

必要に応じたアクセス解析タグが登録・設定されているか

Googleアナリティクス、Googleタグマネージャー、Googleサーチコンソールが正しく連動して機能しているかチェックします。
設定したつもりが、実際は長期間に渡ってGoogleアナリティクスのデータが取れていなかった、、、なんてことにならないようにしっかり確認しておきましょう。

以下の記事で具体的な設定方法や解説をしているので、ぜひご参考ください。

【GA・GTM・Search Console】アクセス解析のためのツール導入について

サイトインデックス登録がされているか

Googleサーチコンソールから制作したサイトのインデックス登録を行います。
Googleは、クローラーとよばれる検索ロボットがWEB上を巡回し、キーワード検索に関する情報を集めた上で、インデックス登録をしています。
こちらからインデックス登録を促すことで、より早くGoogleの検索結果上にページが表示されるようになります。

検索エンジンへのインデックス拒否を設定していないか(noindex、nofollowを記載していないか)

noindex、nofollowは該当のwebページを検索結果に表示しないようにするためのタグ設定のひとつです。
こちらが設定されてしまっていると、いつまで経ってもGoogleの検索にヒットしないという状態になってしまうため注意しましょう。

リダイレクト設定が効いている

サイトリニューアルの際に特に重要な項目です。
旧URLと新URLが異なる場合は、新URLへのリダイレクト設定を必ずしましょう。
設定漏れがあると、旧サイトでアクセスの多かった記事などの評価が新サイトへ引き継がれず、結果的にサイト流入数が大幅に減ってしまう可能性があります。
旧サイトの全ページを網羅したリダイレクトリストを作成し、新サイトへの遷移先URLを指定することで、リダイレクト漏れが防げるでしょう。

SSL化が行われているか

SSLはサーバーへの通信を暗号化し、通信の安全性を高めるためのものです。
SSL化されたサイトの見分け方は、URLが「http」であればSSL化されていない、「https」(末尾に「s」がついている)になっていればSSL化されているという認識でOKです。
SSL化はセキュリティ対策の上で現在ではほぼ必須の実装項目となっておりますので、実装がされているか確認しましょう。
詳しくは以下の記事でも解説をしているので、ぜひご参考ください。

【初心者必読】ホームページのSSL化を徹底解説

URLの正規化が行われているか (http→https / www有り無し など)

URL正規化とは、同じ内容のページが複数ある場合に、Googleからの評価を受けるURLを1つに統合することです。
例えば弊社のサイトURLは「https://spc-jpn.co.jp/」で正規化しており、SSL前のURL 「http://spc-jpn.co.jp/」で検索しても、wwwありの「https://www.spc-jpn.co.jp/」で検索しても「https://spc-jpn.co.jp/」のURLに統合されるようになっています。
このように正規化をすることで、ページの重複を避け、検索エンジンから正しい評価を受けられるため、SEOの評価も上がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2回に渡ってサイト公開前後のチェック項目をまとめてみました。
今回ご紹介したものは、数あるチェック項目の中の一部ですが、注意するべきポイントを押さえておくことで、制作段階から注意しておくことができます。
可能であればディレクター以外にも、作業者やクライアントなど複数の目でチェックができているとより安心です。
制作会社とクライアント間でもしっかりコミュニケーションをとりながら、ミスのない公開を目指しましょう。

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