『ファン化』って言葉最近良く聞くなーと思った今日この頃。
Webマーケティング関連でも、
「コンテンツマーケティングでユーザーのファン化を狙いましょう」
「採用サイトにおいて重要なことはファンになってもらうということです。
ファン化した求職者は内定辞退率が低いんです。」といった記事をよく見るようになりました。
『ファン化』
この言葉についてじっくり考えてみると、
なかなか難しい、と同時に、興味深いなと感じたので、
今回は『ファン化』について書いていきます。
そもそもファンってなんだろう
『ファン化』を考えた時に、まずぶち当たった大きな壁です。
スポーツ選手やスポーツチーム、アーティストや芸能人に対して、
・めっちゃ好き
・応援している
・グッズを買ったり、イベントに行く
こんな人たちをファンと呼ぶのかなと思い、広辞苑で調べてみると、
『スポーツ・演劇・映画・音楽などで、ある分野・団体・個人をひいきにする人。』と書いてありました。
ひいきという言葉が、広辞苑曰く、
『気に入った者に特別に目をかけ、力を添えて助けること。後援すること。』なので、
ファン=ある分野・団体・個人に対して力を添えて助ける人、後援する人。
こんなところでしょうか。
なるほど。
めっちゃ好き!という気持ちを持っているだけではファンではなく、
好きの先に、応援する気持ちや実際に助ける行動があって初めてファンと呼べるわけですね。
どうしたらファン化できるのだろう
先程のファンの定義から、
どうしたらファン化できるかを、どうしたら応援してもらえるか
に置き換えて考えていきましょう。
皆さんはどんな人を「応援したい」と思いますか?
ぱっと思い浮かぶのは、
目標に向かって頑張っている人・努力をしている人ではないでしょうか。
さらには、その目標が達成できたら本当にすごいなと思うことに対して取り組んでいる人は、
本気で応援したくなりますよね。
サッカー日本代表のW杯ベスト4という目標、
本気で応援してましたもん。
ここで、もう一つ重要な要素があることに気づきました。
サッカー選手が試合に勝ったあとのインタビューで、
「サポーターの皆さんの声援のおかげで、最後まで走りきることができました」という、
半分お決まりになっているセリフ。
そう、応援することに感謝をしてくれる人。
これは結構重要だなと思います。
せっかく応援しているのに、
ここまで頑張ることができたのは、全部自分の力です。
と言われると、なんだとー!せっかく応援してるのに!ってなりますよね。
ただこれに関しては、元々応援している人がもっと応援したくなる要素なので、
ファン化の少しあとの話ですが。
まとめると、
『目標に共感をしてもらい、
そこに向けて取り組んでいる姿を見てもらい、
さらには、応援してもらっていることに感謝をする。』
これがファンになってもらうための重要なポイントとなります。
Webマーケティングでの『ファン化』を考えてみる
ここまで、一般的な話として、
ファンとはどういったもので、
どうやってファンになってもらうか、を考えてきました。
それでは、Webマーケティングではどのように活用すれば良いのでしょうか。
実は、結構多くの企業がすでに活用できているんじゃないかなと思っています。
先程導き出したファン化してもらうための重要なポイント
『目標に共感をしてもらい、
そこに向けて取り組んでいる姿を見てもらい、
さらには、応援してもらっていることに感謝をする。』
目標→ビジョン、取り組んでいる姿→ストーリー、と置き換えてみてください。
ビジョンやストーリーを押し出して共感を得るという手法は、
コーポレートサイトだけでなく、採用サイトやサービスサイトなど、
多くのサイトで活用されている手法です。
さらに、応援してもらっていることに感謝をする、というポイントについては、
SNSや口コミサイトで、投稿に対して返信をするという形で、
すでに取り組んでいるのではないでしょうか。
今まで、なんとなく良いとされていた手法や施策が、
実はファン化につながっていたんですね。
おわりに
ファンという定義から順に書いてきて、
最終のまとめが、すでに皆さん取り組んでいます!というまとめになってしまったのは、
自分でも驚きです(笑)
ただ、今回の記事を読んで、
再確認できた!という方や、
ファン化って今までできてなかったから取り組んでみよう!という方がいたら嬉しいです。
そもそもファン化ってどんないいことがあるの?必要なの?と感じているそこのあなた!
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