自社サイトに訪れたことのあるユーザーは既に商品やサービスを認知している可能性が高く、再度アプローチできれば、購入やお問合せに至る確率も高いと考えられるため、リマーケティング広告を検討されている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事はリマーケティング広告の仕組み、種類について解説していきます。
目次
リマーケティング広告とは
リマーケティング広告とは、一度サイトにアクセスしたユーザーに再度アプローチする広告手法です。
ユーザーがサイトにアクセスしたら、Cookieが付与され、広告で再アプローチが可能です。
※商材や媒体によって再アプローチできないケースもあります。
特定のページに来たユーザーを絞り出し、これらのユーザーに合った広告を配信することも可能です。
例えば、ECサイトで商品をカートへ入れたユーザーに期間限定キャンペーンの広告を配信したり、旅行代理店サイトで温泉旅館を閲覧したユーザーに温泉の特集を配信したりといった使い方があります。
また、「リターゲティング広告」という言い方もありますが、Yahoo!広告の呼び方で、基本同じものなので、本記事では「リマーケティング広告」で統一します。
Googleのリマーケティング広告種類
Googleのディスプレイネットワークは世界中のインターネットユーザーの90 % (日本では約80%)にリーチできると言われており、広告媒体の定番と言っていいでしょう。
リマーケティング広告は下記の種類があります。
標準のリマーケティング:
広告主様のWebサイトにアクセスしたことがあるユーザーが別のサイトを閲覧するときに表示されるバナーやテキスト広告です。
動的リマーケティング:
動的リマーケティングはさらに一歩進んだ機能で、ユーザーが広告主様のウェブサイトやアプリで見た商品やサービスの情報を含めて広告を表示できます。
一度興味を持った商品とその類似商品を再度表示する広告です。主にはECサイトや旅行サイト、不動産サイトなどで使われます。
検索広告向けリマーケティング リスト:
広告主様のウェブサイトを訪れたことがあるユーザーが Google 検索を行っているときに広告が表示されます。
サイトに訪問したユーザーはコンバージョン率が高いと予想されるため、検索広告で入札を調整し、優先して表示させることが可能です。
動画リマーケティング:
広告主様の動画や YouTube チャンネルを視聴したユーザーが、その後、YouTube を利用しているとき、またはディスプレイ ネットワークの動画、ウェブサイト、アプリを閲覧しているときに広告が表示されます。
顧客リストに基づくリマーケティング:
カスタマー マッチを使うと、顧客から入手した連絡先情報のリストをアップロードできます。そうしたユーザーが Google にログインして、各種サービスを利用しているときに広告が表示されます。
参考:https://support.google.com/google-ads/answer/2453998?hl=ja
Facebook/Instagram/LINEのリマーケティング広告
Facebook、Instagram、LINEもGoogleと同様にリマーケティング広告配信ができます。
Instagramは近年日本で人気が拡大していることと、女性に人気のため広告主も注目しています。
LINEは月間アクティブユーザー数がダントツ一位で幅広い年齢層のユーザーを獲得しています。細かい地域限定の商材でも比較的多くの人にリーチでき、広告の人気が高まっています。
最後に
リマーケティング広告はコンバージョンを取りやすいメリットがある一方、NGな商材(例:医療美容系)があったり、サイトのアクセス数が少ないと配信できなかったりするデメリットもあります。
気になる方はぜひ、お気軽にご相談ください。