こんにちはディレクターのTです。
ほぼカフェイン中毒の私ですが、毎日買うコーヒーが
ホットからアイスになってきて季節の変わり目を感じています。
さて、当社では採用サイトを制作することが多いのですが
採用サイトのコンテンツとしてほぼ必ず入るのが「社員インタビュー(紹介)」のコンテンツです。
会社によって社員インタビューで“伝えたいこと”は違うので必然的に文章の書き方や質問の項目は変わってきます。
そこで社員インタビューページ制作のポイントを改めて、まとめてみたいと思います。
最後に素敵な社員インタビューが掲載されているサイトも
いくつかご紹介するので是非参考にしてみてください。
目次
社員インタビューページ制作のポイント
誰に何を伝えたいかを明確にする
サイト制作の大前提で誰に何を伝えたいかを明確にしておくことは重要です。
伝えたいことの例としては以下のようなパターンがあります。
①人のあたたかさ、社内の雰囲気の良さを伝えたい
②多様な働き方、働きやすさを伝えたい
③ジョブローテーションなどキャリア形成について詳しく伝えたい
④仕事の内容を詳細に伝えたい
今回は上記のパターンでいろいろな比較をしていきます。
※以降①~④で紹介していきます。
検討すべき項目
伝えたいことが決まったら、それを最大限伝えられる見せ方を検討します。
検討項目は「プロフィール部分の内容」「掲載文章のお題(質問内容)」「文章のテイスト」「挿入写真の内容」です。
プロフィール部分の内容
冒頭部分にインタビュー対象者のプロフィールを掲載することがよくあります。
名前・入社年(勤続年数)・所属部署やポジションの他に
②の場合はプライベートの充実感を伝えるエピソードを入れたり、③の場合はこれまでの経歴を載せたりと
フリースペースのように伝えたい内容をダイレクトに掲載することが出来ます。
掲載文章のお題(質問内容)
語ってもらうお題の内容はインタビューページで一番重要です。
①先輩や上司からしてもらって嬉しかったことや助けられた経験・同期との支え合い など
②家事育児との両立を実現するための制度の活動や周りのサポート体制・テレワークやフレックス制度について など
③これまでの経歴と仕事内容の変化への対応について・各部署で得た経験や学び、自身の成長について など
④インタビュー対象者の仕事の詳細内容や1日の流れ・仕事のなかで意識していること など
上記はあくまで一例ですが伝えたいことによって掲載する文章のお題はまったく異なるので
他社事例なども見てよく検討すると良いでしょう!
文章のテイスト
内容だけでなく、文章の書き方も印象を左右する重要なポイントです。
柔らかく、親しみやすい印象を与えたい場合はフランクな語り口調の文章で難しい単語は分かりやすい単語に置き換えて掲載し、
固くビジネス寄りな印象を与えたい場合は専門用語や難しい単語をそのまま掲載すると良いでしょう。
このあたりはライターさんによく伝えて共通認識を持つことが大切です。
素敵なインタビューページがある採用サイト
JAPAN AIRLINES 新卒/既卒採用情報
キャリアステップ・入社理由・フィロソフィ・挑戦したいこと・1日のスケジュールが
メイン文章の他に設けられていて内容の充足度が圧倒的です。
メイン文章もキャッチコピー+質問項目と見出しが2段階に分かれていて内容が入ってきやすい構成になっています。
オリックス株式会社|新卒採用情報
こちらのインタビューページは画像は比較的小さめに挿入されていて、文章がメインになっています。
視線の左右ズレがあまりなく縦に読み進めていけるので非常に読みやすいです。
仕事や会社のことを知ったうえで補足事項として1日のスケジュール・メッセージのセクションがあり
自分事化しやすいつくりになっていると思います。
小学館採用サイト
見せ方にこだわったこちらのサイトのインタビューページはイラストの挿入や
スライド式の1日のスケジュール、開閉式の一問一答など読んでいてワクワクするページになっています。
他のページにもアニメーションや挿絵など細かく仕組まれているので是非見てみてください。
最後に
私自身、社員インタビューを制作することは多くあるので
ワンパターンにならないよう、“伝える”ことをよく考えてよりよいコンテンツにしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。