こんにちは。ディレクターのKです!
皆さん、今の仕事において目標を設定して行動していますか?
「目標?そんなの面倒くさい。意味ないでしょ」「上司に言われたから立てている」そのようなネガティブに考えている方はいませんか?
目標設定が有効なのは仕事だけでありません。もちろん日々のトレーニング・ダイエット・貯金…等プライベートにおいても活用できます。
今回は目標設定が苦手な方に向けて、重要性をお伝えできればと思います。
目次
目標設定のメリット
「では早速目標を立てましょう!」と突然言われても、目標設定の意味と良さを理解していなければ足が重くなるばかりです。ただ前提として先に申し上げておきますと、目標設定は良い影響の方が大きいです。
それでは具体的にあげると目標設定には以下のようなメリットがあります。
・仕事に対するモチベーションが上がる
・ポジティブな思考になる
・やることが明確になり行動に迷いがなくなる(=行動力が上がる)
・無駄な時間を最小限に抑えることができる
・「有言実行」が習慣になる
・仕事に対するモチベーションが上がる
目標設定することで、仕事に対するモチベーションが上がります。
目標があることで「この仕事が終われば/できれば目標に一歩近づく」と、設定した瞬間からそこまでの道筋に沿った仕事はすべて意味を持つからです。
人間とは行動の原動力として、意味や理由が必要な生き物です。
そのため目標設定は今目の前の仕事に対して意味を持たせるという重要な役割を果たします。
・ポジティブな思考になる
目標設定することで、モチベーションが上がり1つずつ目標を達成していきます。
それによって「私はやればできるんだ!」と自信がつきます。
小さな目標でも地道に達成し続けることで、生きてく中で全てのことに「できる」という前向きな思考を持てる大きな一歩となるでしょう。
・やることが明確になり行動に迷いがなくなる(=行動力が上がる)
目標設定をすることで、行動に迷いがなくなります。
目標を達成するために何が必要で何が不要か明確な基準があるため、すぐさま判断ができるのです。
例えば「月に〇円貯金する」という目標設定をした場合、月の残日数から換算して1日に使える金額が明確になるはずです。
そのため、その日の行動基準は「1日の使用限度額を超えるか、超えないか」だけであって、超えなければ外食したとしても何の罪悪感も持つ必要はないのです。
人間の脳は1日の中でも「選択」でかなりのパワーを消費します。そういった意味でも行動が明確になることは人生におけるメリットにもなりますね。
・無駄な時間を最小限に抑えることができる
先ほどの「行動に迷いがなくなる」というメリットに付随する内容で、無駄な時間を削減できるというメリットが目標設定にはあります。
やることが明確になるということは、逆に言えば「ゴールに対して寄り道をしない」ということなんです。
目標は最短で達成できた方が良いですよね。もし家でゲームをしていて体形的な目標を掲げているとするならば、目標を思い出しすぐ行動をトレーニングに切り替えるはずです。
無駄な行動を抑制することが、当然無駄な時間を最小限に抑制し、目標達成に向け充実度の高い日々を過ごすことができるのです。
・「有言実行」が習慣になる
正しく目標を設定し、達成し続けることで「有言実行」が習慣になります。
要するに「発言したことに対して、達成せずにはいられない体になる」といったイメージです(笑)
言葉は行動に変えることで習慣になり、それはいずれ運命に変わるとも言われています。
有言実行できる人間は単純にかっこいいですし、当然周りからの信用度も厚いですよね。
目標設定の注意点
正直、目標設定にデメリットは無いと個人的には考えています。
ただ正しく目標設定をしていなければデメリットにもなり得るため、そうならないための注意点をお伝えできればと思います。
・目的に即した目標設定になっていない
そもそも目標とは目的の下層にあるものです。
目標とは、目的達成するための明確な標準である「手段」に過ぎないのです。
例えば、サッカー選手になるためにバットを1日100回素振りしても何の意味もありません。
これは極端な例ですが、目標達成に執着していると目的を忘れてしまうことが多々あります。
そのため定期的に目的に立ち戻って、途中だとしても修正しながら進んでいく必要があるのです。
・簡単すぎる or 難しすぎる目標設定をしている
目標は何でもかんでも設定して良いわけではありません。
課題の難易度と自分のスキルが拮抗しているものを設定する必要があります。
フローの専門家でアメリカの心理学者であるミハイ・チクセントミハイはそのモデルを以下のように説明しています。
自分のスキルに見合わない難易度の高い課題だと、人間は「難しくてやる気が出ない」と不安どころかお手上げ状態になります。一方で自分のスキルよりも課題の難易度が低い課題だと、人間は「簡単すぎてやる気が出ない」と退屈に感じます。
課題の難易度と自分のスキルが拮抗している目標設定すると、人間は「フロー」と呼ばれる心理状態になり、時を忘れるくらい完全に集中して対象に入り込んでいる精神的な状態となるのです。
目標は一度決めたら達成するまで変更してはいけないと認識している人が多いかもしれませんが、全然そんなことはありません。目標設定は幾度も繰り返し練習をする必要があり、その度に目標修正を行っていくものなのです。
・目標が達成できなかった後そのままにする
目標が達成できなかった時、落ち込むと思います。しかし、達成できなかったで終わらせてはいけません。それこそ、それまでにやってきたことが無駄になってしまうからです。
「なぜ達成できなかったのか」振り返りの時間をとることが大切です。
計画通り進められたのか、思わぬトラブルがあったのか、そもそも正しく目標設定ができていなかったのか、様々な観点から課題を洗い出しましょう。
そして次の目標達成のための材料に変えるのです。
最後に
皆さんいかがだったでしょうか。
目標設定の重要性について、少しでもご理解いただければ嬉しいです。
冒頭でもお伝えしたように、目標設定は仕事だけでなくプライベートにおいても、とても有効な手段です。
「じゃあ実際にどのように目標設定すればいいの?」
その疑問にお答えすべく、次回は実際に目標設定するうえで大事なポイントをご紹介できればと思います!
人生丸ごと充実させたい皆さん、是非目標設定にチャレンジしてみてください!