順位の調べ方
自社サイトの検索順位については、サードパーティーツールで簡単に調べることができます。そこでここでは代表的なものを紹介しましょう。
「SEOTOOLS内の順位チェックツール」
http://www.seotools.jp/002_rankcheck/
調べたいURLと検索キーワードを入力してチェックボタンを押せば、すぐに結果が表示されます。検索キーワードを一度に3つまで調べることができるので便利です。
「検索順位チェッカー」
http://checker.search-rank-check.com/
使い方はSEOTOOLSと同じですが、5つのキーワードを調べることができるので、より便利と言えるかもしれません。スマホ版のチェックを入れるとその順位も調べてくれます。
この他にもいろいろありますが、基本的な使い方は同じです。
サードパーティーツールですから、精度やアップデートが保証されないのが難点です。
またGoogle Search Consoleの検索アナリティクスレポートでも、掲載順位を見ることができます。しかしパーソナライズド検索の結果なども含めた最も良い検索順位が出ているようなので、この結果を正として扱うのには少し難があります。
パーソナライズド検索に注意
さてパーソナライズド検索という言葉を紹介しましたが、これは検索履歴などをベースに、表示する順位をユーザー毎に変えるという機能です。Googleにログインしている時だけ働く、という時期もありましたが、現在はそうでない場合も機能します。またその影響度も頻繁に変わるので、少し注意が必要です。
その意味でも、自分のサイトは実際の検索エンジンに入力して見れば良いというのは非効率です。上で紹介したサードパーティーツールを上手に活用するのをオススメします。
なお余談ですが、会社ではよく上司が「社名以外のキーワードでも自社のサイトが一番上だ」と上機嫌な時があります。こんな時はパーソナライズド検索の影響がある場合も多々あります。
成果と一体で調べるように
あなたがWeb担当者でなければ、検索順位だけに一喜一憂していれば良いでしょう。
しかし担当者であればそれだけでは不十分です。
検索順位に対して、それに見合う成果を上げているかもチェックしましょう。
大きなチェック項目としてはコンバージョンです。検索上位で流入が多いキーワードも相応のコンバージョンを獲得できていないならば、サイトコンテンツやユーザービリティに問題があるかもしれません。また検索上位でも、そこからアクセスの割合が低いようならば、タイトルや著者などのdescriptionの記述を見直すか、キーワードやページ構成にSEO上の不備があるのかもしれません。