目次
初めに
初めまして。営業担当のOです。
最近運動不足な私は、時間があると近くの公園を散歩してます。
その際によく猫を見かけるのですが、先日見かけた動物は猫ではなく違う動物だったんです…。
それは『ハクビシン』でした。
歩行や体躯での違和感で猫とは違うな…とは思ったんですが、東京でも見ることができるんですね。
そんなハクビシンですが、その体色・模様から猫以上に間違われるのは、タヌキ、アライグマ、アナグマだと言われています。
みんな類似した模様をしてるんですよね。
比較するとこんな感じです。
みんな科が違うのに似た模様になるのはThe 収斂進化って感じがしますね。
比較すると結構違いがあるんですが、やっぱりややこしい…。
前段における話が長くなってしまいましたが、今回は「ややこしいIT業界用語」を説明していきたいと思っています。
IT業界における用語って、非常にややこしいものが多いですよね。
シチュエーションによって内容が変わったり、アルファベットで略されていたり、定義が曖昧だったり…等、私自身も明確に理解して使用できているのか、不安な部分が多々ございます。
そこで個人的に特にややこしいと思っている言葉をピックアップしてみました。
ロイヤリティ・ロイヤルティ
ビジネスでよく使われるロイヤリティ・ロイヤルティ。
意味がそれぞれ異なることを知ってましたか?
ロイヤリティ(Royalty)
「特許権」「商標権」「著作権」など使用者が権利所有者に支払う対価
ロイヤリティ使用例:
・ロイヤリティフリーの画像サイト
・フランチャイズ本部へのロイヤリティ
・動画の二次使用によってロイヤリティが発生
ロイヤルティ(Loyalty)
企業ブランドや商品に対する、愛着や忠誠
ロイヤルティ使用例:
・顧客ロイヤルティ:ユーザーが特定の企業やブランドのサービス・商品に対して持つ信頼や愛着心
・従業員ロイヤルティ:従業員が勤める企業に対して抱く信頼や愛着心、帰属意識
・ロイヤルティ(ロイヤル)顧客:ロイヤルティの高い顧客
比較
比較表を用いるとこんな感じになります。
英語で記載すると、ロイヤリティは「Royalty」、ロイヤルティは「Loyalty」となります。
実際の発音において日本語のカタカナ発音になるとRとLの発音が同じになってしまうため、「ル」と「リ」は明確に分けられるものではありません。同音異義語といった認識が正しいかもしれませんね。
ロイヤリティ(Royalty)も実際のニュアンスはロイヤ「ル」ティらしいです。
会話内では文脈を特に意識して理解しなければなりませんね。
益々ややこしい…。
インバウンド・アウトバウンド
観光業界の言葉でよく使用されているインバウンド・アウトバウンド。
観光業界以外でのビジネスシーンでもよく使用される言葉なんです。
大きく3つの業界での使い方を比較していきたいと思います。
観光業界
下記に記載する特定業界以外でのインバウンド/アウトバウンドの認識としては、観光業界の意味合いが一般的だと思います。
特にニュース番組で耳にするのはインバウンドの方ですね。
インバウンド消費・インバウンド市場など、訪日旅行・訪日外国人の消費行動においてよく扱われます。
コールセンター業界
受電か荷電かで判断するとわかりやすいですね。
マーケティング業界
顧客に見つけてもらうか、自ら顧客に売り込むかという違いでの使い分けですね。
顧客が広告・宣伝情報を自ら見つけるか、一方的に情報を受けるかという情報の取捨選択有無が大きな違いです。
比較
インバウンドは「外から内」、アウトバウンドは「内から外」の意味合いが元とされているので、業界によって大きな意味合いの変化はありませんが、インバウンド=訪日旅行・訪日外国人という認識のみに固執してしまうと、商談の際などに齟齬が発生する可能性がありますので、しっかり覚えておきましょう。
インバウンド・アウトバウンドまとめ
最後に
皆さんいかがだったでしょうか。
今回は私が特にややこしいと感じたIT用語をピックアップし、ご説明させていただきました。
IT用語は技術の発展や、業界・情勢の変化に伴い、今後の新語がどんどん出てくるでしょう。
IT業界に携わる者ゆえ、我々もその度にアップデートをかけていかねばなりません。
ややこしさとの共存…というと非常に世知辛さを感じますが、商談などの機会に誤った言葉の使い方をしないよう、日々勉強してまいりましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。