#仕事の話
【初心者向け解説】ChatGPTのプラン説明とビジネスへの活用法

こんにちは。営業のOです。

最近頻繁に耳にするAI技術『ChatGPT』。

ChatGPTをもとに、多くの企業でチャットボットサービスを主軸とする関連サービスの開発が進んでいます。

私含め、最新技術に取り残されないよう、ChatGPTの勉強も兼ねて本件ブログを作成させていただきました。

初めてChatGPT触るという方は是非参考にしてみてくださいね!

ChatGPTとは

ChatGPTは、2022年11月に公開された人工知能チャットボットです。

自然言語生成と呼ばれる技術を利用しており、それにより人間が理解しやすい自然な文章を生成できるという特徴を持っています。

人間との自然な会話から専門的な話題に対する対話まで、様々な分野についての会話を可能とするサービスです。

ChatGPT利用プランについて

ChatGPTは現在、無料版・有料版があります。

無料版はGPT-3.5、有料版はChatGPT PlusとしてGPT-3.5とGPT-4の利用が可能です。

料金は月額20ドル。2023年8月28日のレート換算で約2,900円です。

アメリカの司法試験で「GPT-3.5」は下位10%程度の点数しか出せなかったのに対し、GPT-4は上位10%に入るほどの結果を残したとして反響を集めました。

有料版のメリット

果たして有料版ってお金を出してまで使用する価値があるのか、はたまた無料版と何が異なるのかなどの疑問を持たれた方のために、下記に有料版のメリットを無料版と比較の上でまとめてみました。

接続が安定している

・無料版→サーバーが混雑しているとエラーが起きやすい

・有料版安定して接続することができる

上位モデルが利用できる

・無料版→GPT-3.5のみ

・有料版→GPT-3.5GPT-4

事実性が高い

・無料版(GPT-3.5)→意味のない不正確な情報を、堂々と生成する傾向が高い(AI用語で『AIの幻覚(ハルシネーション)』と呼ばれている)

・有料版(GPT-4→GPT-3.5と比べて『AIの幻覚(ハルシネーション)』の起こりやすさは1929%低い

メモリーの保持力が高い(コンテキスト・ウィンドウの範囲が広い)

・無料版(GPT-3.5)→会話が進むにつれて、話題からそれたり、指示から離れたりする

・有料版(GPT-4→GPT-3.5より大幅に改善され、会話の中で与えられる指示を、文脈に沿い、より長い時間・より明確に記憶することができる

一度に投稿できるテキスト量が多い

・無料版(GPT-3.5)→長文を要約するときは、たいていテキストを複数の塊に分けて、少しずつ要約する必要性がある

・有料版(GPT-4コンテキストの長さが改善されているため、全体を一度に貼り付けて、それを分割することなく要約させることができる

 

ちなみに無料版のGPT-3.5、有料版で使用できるGPT-4はいずれも学習データは2021年9月までとなっており、それ以降の具体的なイベントや新しい製品、技術、流行などについては基本的に言及できないようになっています。※有料版には最新の話題にも対応できる『Browse with Bing』機能がありましたが、8/28現在機能停止中となっております。(OpenAIはコンテンツ所有者の権利を尊重するため、問題が解決されるまでブラウズ機能を無効化すると2023年 7月3日に OpenAIが発表)

 

有料版の機能は今後どんどん拡充されていくことが予想されますので、上記メリットに魅力を感じない方・無料版で満足している方は、今後アップデートのタイミングを狙ってもいいかもしれませんね。

ビジネスへの活用方法

様々な応用可能性から注目を集めているChatGPTですが、ビジネスシーンへの活用というのが最も期待されている部分ではないでしょうか。

AIを取り入れた業務効率化・支援サービスは多々ございますが、ChatGPTにおいても言うに及ばず、ビジネスシーンへの活用が可能です。

最後にビジネスでのChatGPTの活用例と、その入力方法を下記にまとめました。

是非業務にお役立てください。

ちなみに有料版であるChatGPT PlusGPT-4を使用しております。

活用例①:契約書文章の要約と解説

ChatGPTを活用すれば、ややこしい契約書の文章の要約・解説が可能です。

■入力文

以下の文章の要点を簡潔にまとめることとあわせて、箇条書きで要点を抜き出してください。その後、要点をわかりやすく解説してください。

#文章

■入力文構成

■ChatGPTによる生成文

私見

要点の「7」のエチルがどこから出てきたのかわかりませんが、「長くてわかりづらい契約書内容を急ぎで確認しなければならない!!」なんて場合は、ChatGPTを活用しても良いかもしれませんね。

 

活用例②:提案書の制作支援

提案書の内容に悩む時があっても適切な情報さえ入力すれば、ChatGPTからアイディアのサポートを受けることができます。

■入力文

あなたは大手広告代理店の広告マンです。

家電メーカーの新商品である『超薄型テレビ』に関して以下の【商品情報】のもとターゲットを作成してください。その後、ターゲットをもとに【手順】に従って具体的なプロモーション方法を提案してください。

#商品情報

・商品名:超薄型テレビ

・特徴:とにかく薄くて壁にも貼れる

#手順

1:ターゲットに見合った広告方法の提案

2:提案した広告へ適した魅力的なコピーを5つ考えてください

3:コピーに従い、ターゲットに打ち出すべき商品の強みについての説明文を作ってください

■入力文構成

■ChatGPTによる生成文

私見

概ね参考にできそうな提案を生成してくれました!特にコピーはクオリティが高い気がしますね。これは有用な活用方法かもしれません。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

ビジネスパーソンの多くが時間を割いて行ってきた作業が、AIで賄われる未来…、作業時間を大幅に削減できるなど業務効率化に期待を感じる一方、便利すぎて少々心に不安が芽生えてきますね…。

インターネットを通してやりとりしていた相手が実は人間ではなく、AIだったなんてSF映画ばりの展開は本当に近い将来に迫っているのかもしれません…。

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