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クローラーを意識したサイト施策について
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廊下がきちんとしていないといけない
クローラーは自分から新築や増改築をした家、つまりWebサイトにやって来てくれますが、入った廊下がきちんとしていないと、すべての部屋を見回ることなく、嫌になって途中で帰ってしまいます。
クローラーに対して廊下をきちんとするのが「クローラビリティ」と呼ばれるものです。
Webサイト制作者寄りの言葉で言えば「IA」、ユーザーからは「UI」というものにそれぞれ近しい関係があります。
上で廊下に例えたものは、Webサイトでは導線と呼ばれるものです。
クローラーはリンクを辿ることによりサイトの巡回をしていきますので、この導線がきちんと設置されていないと不具合が起こります。クローラビリティの基本は、この導線設計になります。
点ではなく、線で考える
Webサイトを担当者が考える時、多くの場合でサイト全体ではなくページ単位で考えてしまうようです。これは印刷物やマスの広告媒体でその枠だけ見ていれば良い、という意識からくるようです。
SEOを意識したWebサイトづくりでは、全体の構成をきちんと押さえる必要が高まっています。
これは階層構造をツリー化し、可視化できるようにしておくとわかりやすくなります。
こうした設計についてはWeb制作会社の範疇、と考える担当者も多いかもしれません。
しかしWebサイトは日々運用されていくものです。ツリーのどの位置のページを変更するか。新規ページの場合はどこに追加するかを把握して運用をおこなうと、クローラーの動き意識しやすくなります。
廊下はあるのに、部屋がない
導線設計やディレクトリ構造という一段高い取り組みを始めたはずなのに、もっと初歩的な所でつまずいている場合もあります。それがリンク切れ、ファイルが削除されているといった単純なエラーです。
ユーザーが期待をしてクリックをしてみたらページがない、というのは最も白ける出来事です。つまり、検索エンジンも同様の受け取り方をして呆れた反応をしてしまいます。
ページの追加や更新があった場合は、目視での確認を必ず、また数が多い場合はリンク切れチェックツールを使いましょう。
Search Consoleのクロールメニュー内のエラー情報についても定期的にチェックをするようにしておくとベストです。

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