- 採用ブランディング
採用ブランディングで失敗しないために
~ミスマッチを防ぎ定着率を高める採用方法とは~
3.採用ツールごとに制作会社が分かれていませんか?
最後は採用ツールを使用する際についての注意点です。
必要で優秀な人材を確保するためには、採用ツールを効果的に利用することが重要です。採用ツールとして主に以下のものがあげられます。
- 会社案内(パンプレット)
- 自社HP内の採用ページ
- 会社説明会用パワーポイント
- 企業説明会への参加
- 企業説明用動画
- ノベルティグッズ
採用ツールを自社内で全て制作することは難しいので、制作会社に依頼することになります。
それぞれの業界で制作実績があり優秀な会社は存在しますが、できれば一社に限定して依頼した方がよいでしょう。
企業が採用コンセプトやツールの目的・意図を制作会社にきちんと伝えたとしても、会社が異なれば統一性のないものになる可能性が大きいからです。せっかく経費をかけて制作したツールが、コンセプトがあいまいで求職者に伝わらない、意味をなさないものになりかねません。
また、採用ツールが完成するまでは制作会社の担当者と随時コミュニケーションを取りながら、デザインや内容も含め全てにおいて企業理念、採用コンセプトと合致したものを作りあげる必要があります。
制作会社が複数になれば打合せの時間や手間も増え、その内容も煩雑になることが考えられます。
世間全体が人材不足のため、採用ツールや求人情報サービスは多く存在し、それらを効果的に使用し採用ブランディングに活用させることは必要です。
しかし採用活動では「きてくれる人に入社してもらう」のではなく「このような人にきてほしい」と自社が望む人材を明確にし、採用コンセプトを決めることが最も重要といえるでしょう。