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採用コンセプトはどうやって作る?
人気企業の採用コンセプト事例も徹底解説!

導入

企業が求める人材を確保するためには、求職者に向けて的確な採用コンセプトを発信することが重要になります。しかし、採用コンセプトをどのように組み立てていけばよいか分からない方もいるでしょう。そこで、今回の記事では、採用コンセプトを作成する流れについてご紹介します。併せて、人気企業の採用コンセプトについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

採用コンセプトとは

採用コンセプトとは、企業の求める人物像や自社の魅力などを言語化した採用活動における指針のことです。採用サイトを構築する場合は骨組みとなる部分であり、求める人材やキャッチコピー、デザインなどの要素が採用コンセプトに沿っていると一貫性のあるサイトに仕上がります。

 

また、採用コンセプトの設定には、採用活動を行う担当者およびチームが目標や意識を統一できる効果があります。一方、採用コンセプトがないまま採用活動を進めてしまうと、企業の求める人物像や伝えたいメッセージに統一性がなくなってしまい、自社にマッチする人材を採用できない恐れがあります。

 

採用コンセプト作成の流れ

採用コンセプトは、あらゆる角度から採用に関係する情報をまとめる必要があります。以下では、採用コンセプトの作成の流れについてご紹介します。

 

ターゲットを決める

まずは、企業が求める人物像を具体的に考えて設定しましょう。具体的な人物像を設定することで、経営陣が思い描く人物像と、将来一緒に仕事をすることになる現場担当者が思い描く人物像にズレが生じることを予防できるメリットもあります。

 

また、スキルなどの仕事に直結する部分だけではなく、価値観や行動特性、生活スタイルなどを深掘りし、詳細な人物像を作り込みましょう。その際、「明るい人物」と抽象的な表現を用いてしまうと、笑顔が多い人なのか、誰とでも仲良くできる人なのか、人によって人物像にブレが生じてしまいます。そのため、社内にお手本となるような人材がいる場合は、「Aさんのような、困難にぶつかっても物事を前向きに捉えられる人」というように誰もがイメージを共有しやすい言葉で表しましょう。さらに、実際に「困難にぶつかっても物事を前向きに捉えている」と感じた具体的なエピソードも添えておくと採用チームの意識を統一できます。

 

企業の特徴や強みをまとめる

次に、企業の特徴や強み、事業内容や経営理念などを箇条書きにしてまとめます。なお、箇条書きには残業時間が多いことや若手人材が不足しているなど、企業内で起こっているネガティブな要素も書き出します。これは、採用情報に「残業なし」と記載して採用に至ったとしても、入社後に残業が恒常的に発生することが明らかとなれば早期退職されてしまうためです。したがって、求職者にはポジティブな面だけでなく、ネガティブな面を含めたありのままの情報を伝えることが重要です。

 

箇条書きをして企業の強みや課題を把握できたら、ターゲットが関心を抱く情報を洗い出しましょう。競合他社と差別化できる点や誇れる企業文化など、必ずアピールしたい点に優先順位をつけておくのもおすすめです。

 

採用フローに落とし込む

採用フローでは、募集要項の公開日や応募の受付期間などを決めるほか、どの段階でどのような情報を開示するか、何で求職者とコミュニケーションを取るか全体の動きを決めていきます。その際、ここまで検討してきたターゲット像や企業または業界の特徴を考慮したスケジュール設定を心がけます。

 

また、求職者に向けてどのような採用キャッチコピーを伝えるか、という点も検討しておきましょう。採用キャッチコピーは、「企業を一言で表すと何か」というキャラ付けと端的な文章、ターゲットに向けたメッセージ性の高さの3つを意識しましょう。採用キャッチコピーについての詳細は、こちらのリンクからご覧ください。

https://spc-jpn.co.jp/saiyou/archives/4733

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