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【SEO対策】ピラーページの作り方と注意点
コンテンツSEO

こんにちは。営業担当のTです。
前回ピラーページについてお話をしました。ピラーページを作るメリットや重要視される理由など、解説しましたが、今回はピラーページの作り方と注意点をお話したいと思います。
前回からの続きとなりますので、まだ前回の内容をご覧になっていない方は下記リンクから見ることができます。
【前回の記事】
【SEO対策】ピラーページとは?どのようなページ?
 

ピラーページの作り方

ピラーページの作り方は下記の通りとなります。

  1. トピックを選ぶ
  2. ページ構成を考える
  3. 記事を執筆する
  4. クラスターページを繋ぐ(内部リンク設置)

それぞれの内容について順番に説明していきます。
 

トピックを選ぶ

キーワードではなく、トピックを選びます。キーワードはトピックの後になります。
トピックの選び方としては、「人気のあるコンテンツ群」「投稿数の多いカテゴリやタグ」など、これまでのコンテンツを棚卸する形で始めましょう。ピラーページを作るタイミングはWebコンテンツが増えたタイミングで始めるので、そこそこ集まっていると思いますので、サイト内を整理する意味でもじっくり進めていってもいいかもしれませんね。どのくらい見られているかなどはGoogleアナリティクスなど解析ツールで確認しましょう。
また、トピックを選ぶときのポイントとしては、「広すぎないテーマ」にすることです。
いくらコンテンツが多くなっていったとしても、全てのコンテンツをまとめるのはとても大変です。自動車に関するトピックを作る場合「自動車」だと扱う範囲が広すぎます。そのため、「国産自動車」「四輪車」「二輪車」など広すぎない範囲で作成して、関連する複数のWebコンテンツを内部リンクとして設置していきます。
 

ページ構成を考える

トピックが決まったら、関連するWebコンテンツをまとめ、ピラーページの構成を決めていきます。
構成とは設計図のようなものです。ピラーページ全体の流れを決める必要があります。構成としては、「タイトル」「導入文」「見出し」「本文」「内部リンク」が必要になってきます。記事の大まかな内容を予め決めておくと、全体像を把握できるため、記事作成もスムーズに進むでしょう。
 

記事を執筆する

選択したトピックから設置する内部リンクの内容をピラーページ用に作り変えて執筆します。見出しと本文を簡潔にまとめた内容で大丈夫なので、トピックを紹介する記事を執筆しましょう。全てを説明しようと細かく執筆する必要はなく、詳細は内部リンクへ移動した先で見てもらうくらいの気持ちで大丈夫です。
見出しの概要や結論を執筆する程度で大丈夫です。
また、執筆していく中で足りないと感じた部分については、後で付け足す想定で作業を進めましょう。無理に既存記事から情報を引っ張ってくる必要はなく、内部リンクがない記事が1つくらいあっても気にせず情報を記載しましょう。その場合は、詳しい内容の記事を掲載するつもりで執筆しましょう。
 

クラスターページを繋ぐ(内部リンク設置)

執筆した記事に関連するWebコンテンツの内部リンクを設置します。執筆した本文の下に設置しましょう。先述しましたが、ピラーページの本文では、全てを説明しようとはせず、見出しの概要や結論など記載しているため、具体的な情報は記載しません。内部リンクを本文の下に設置することで、より詳しい情報を欲したユーザーが内部リンクへ遷移する流れを作れます。
また、内部リンクを設置する際、遷移先のWebコンテンツでどのような情報が得られるのか分かりやすい「アンカーテキスト」にしましょう。
アンカーテキストとは、「ページからページへジャンプするリンクに使われるテキスト」を指します。たまに「ここをクリック」と記載されており、押すとリンク先に遷移する文字列がアンカーテキストです。人によっては「リンクテキスト」と呼ばれる場合もあります。
他にも、「テキストリンク」「ブログカード」など、いろんな種類のデザインを設定できます。ピラーページの構成に合わせてユーザーが読みやすいデザインを選ぶことをオススメします。
 

ピラーページの注意点

ピラーページはWebコンテンツが増えてきたタイミングで作成を行い、これまでの記事を作り変えるように作成しますが、注意する点があります。それは記事を作った後になります。
 

定期的にページを見直す

ピラーページは定期的に見直しが必要です。関連する複数のWebコンテンツから成り立っているため、関連するトピックが増えれば、加筆修正と内部リンクの設置が必要となります。関連するWebコンテンツが増えればより幅広いユーザーニーズに応えることができるので、ユーザー満足度の向上とSEO評価も期待できます。
また、記事を加筆するだけでなく、取り上げている個別記事を削除したときは、内部リンクの削除も忘れず行いましょう。
 

目次ページにしない

Webコンテンツをまとめるページですが、内部リンク頼りになりすぎて、見出しと概要を簡単にし過ぎて、目次ページにならないように注意しましょう。詳細記事同士を繋ぐのがまとめ記事ですので、ナビゲーション目的のページにならないようにしましょう。
 

コンテンツの重複に注意

Webコンテンツの中には内容が重複しているものがあるかもしれません。ピラーページを作成するときは事前に重複しているコンテンツは特定しておきましょう。コンテンツが重複しているとSEO効果を発揮することができません。この場合は、コンテンツを削除するなど対応が必要となります。
 

まとめ

前回から引き続き、ピラーページについてお話をしました。通常の記事作成であれば、少し構成を考えて記事を執筆している方もいると思いますが、ピラーページの場合、作り方に注意する必要があります。
特にコンテンツが集まったタイミングで作成するため、内容が重複しているコンテンツはまとめるか削除してピラーページ内で共食い状態にならないように気を付けましょう。
また、定期的にページ内を見直して、記事の書き換えや内部リンクの変更・削除を行っていく必要があります。
少し手間がかかるものですが、ユーザーニーズに応えることがSEO対策の近道であり、PV数増加も期待できるので、Webコンテンツが集まってきたら、一度作成してみてはいかがでしょうか。
 

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