- 採用活動のコツ
全国オモシロ採用大全 ~ユニーク採用からヒントを得るべし~
採用活動の新たなジャンル
働く社員を募集する際に、すべての企業が採用活動を行うかと思います。
履歴書を用いた書類選考から、面接、インターンシップにグループワークなど、その選考方法は様々。
そんな中、奇抜でとびぬけた採用アプローチ方法を取り入れた企業が話題を呼びました。
今回は、一味違ったユニークな採用方法で有名になった企業を3社ご紹介いたします。
一度は聞いたことがあるであろう有名な企業ですが、貴社の採用活動でも使えるヒントがあるかもしれません。
一緒に見ていきましょう。
オモシロ採用大全
エイプリル採用 面白法人カヤック
企業名に「面白」を冠する、面白法人カヤック。
名に恥じない、愉快で楽しくなってくるコーポレートサイトやたくさんのユニークな採用方法で有名ですが、4月1日にのみ行われた、「エイプリル採用」をご紹介いたします。
提出するものは、名前と自己PRのみ。ただし、ウソをつくこと。
提出先は、Twitterで、ハッシュタグをつけて投稿。
何から何まで見たことのない採用方法ではないですか?
ちなみに、こちらはカヤックが提示した一例です。
「人ですらないのか!」と思わずツッコミを入れたくなってしまいますね。
いわく、「面白いウソをつくのも才能のひとつ」らしく、頭の柔らかさなどを選考基準にしているのでしょうか。
何かをわかりやすく、面白く伝える技術は鍛えないと身に付きませんが、まさしくそういった能力を見るにはいい採用方法だと思います。
他人とアイデアがかぶったら不合格なので、自分だけのオリジナルで面白いウソをつく必要がありますが……確かになかなか難しいですね。
Twitterに投稿するだけなので楽しみ半分で参加することも可能。
気になる方は来年ぜひ渾身のネタを披露してみてはいかがでしょうか?
(※来年もこの採用が行われるかは不明です)
ホーム画面スクショ採用 株式会社メルカリ
日本最大のフリマアプリで有名な「メルカリ」を運営する株式会社メルカリの中途採用がニュースで話題になりました。
Wantedlyでプロダクトマネージャーを募集していますが、その方法はスマートフォンのスクリーンショットで一次選考をするという一線を画したもの。
今までも様々な採用活動を展開してきているメルカリですが、今回のスクショ採用はメルカリの社員同士によるTwitter上での会話がきっかけとなっています。
履歴書や職務経歴書の代わりとしてスクショを見ることで、プロダクト(アプリ)への興味関心の高さやトレンドを押さえているかを評価する仕組みです。
その後は面接等でしっかりとすり合わせを行うようですが、採用の入り口としてとてもユニークで他には見ない採用方法ですね。
スクショを撮影する時だけホーム画面を整理することもできますが、面接でボロが出る可能性もあるので、普段からしっかりアンテナを張っている方が有利に進む友好的な採用活動となっています。
面接やめちゃいました 株式会社ビースタイル
ビースタイルでは3年前から、一般的な採用方法である面接を廃止にしているようです。
ある程度決まりきった面接官の質問と面接対策でテンプレートの答えを用意する現在の採用方法では、求職者と企業で最適なマッチングができないと考えたためこのような採用方法になったそうです。
ビースタイルから面接で不合格を出すことはなく、求職者が満足のいくまで社員と面談を繰り返します。
選考ではなく、求職者一人ひとりと時間をかけて向き合うため、「課題制作」や「適性検査」、「飲み・ランチ」などで相互理解を深めていく、独特な採用方法です。
決まりきった就活生像などは確かにどこの企業も気になる部分ではあるかと思いますが、ここまで思い切ってばっさりと面接をやめる行動力はすごいですね。
新卒採用としての取り組みのようですが、大学1・2年生や既卒者からの応募も受け付けるなど、次々と新しいスタンダードを確立しているビースタイル。
新たな採用活動のこれからも気になるところです。
まとめ
ユニークな採用方法を取り入れている企業を3社ご紹介いたしました。
それぞれ明確に採用の意図を持ちながらも、見たことのない方法で多くの興味を引くことに成功しています。
ニュースでも取り上げられれば企業ブランディングにもつながり、認知拡大の面でも大きな成果を上げたと言えるでしょう。
皆さんの採用活動でも、一味違った採用方法を試してみてはいかがですか?
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