- 採用ブランディング
採用ブランディングとは? ~概要・メリット~【前編】
採用ブランディングが必要な背景
採用ブランディングが注目されている理由として、「企業の採用活動が厳しくなってきている」ことが挙げられます。
昨今の採用市場の傾向も併せて考えていきましょう。
①売り手市場の傾向が高まっている
リクルートワークス研究所の調査では、2019年3月卒の大学生の求人倍率は1.88倍と、7年連続で上昇を続けています。
採用の難易度が明らかに高まっている中、自社を差別化し、より多くの学生に振り向いてもらうための一つの解決策となるのが「採用ブランディング」なのです!
②就職活動の期間が短期化している
2017年3月卒の就職活動から一般的な活動期間が短縮されました。今もなおこのスケジュールは変わっておらず、数年前と比べて短期化が定着しています。
また、2018年7月の内定率は81.7%となり短期決戦の色が濃くなる中、単に露出を増やすだけではなく、限られた接点の中でいかに競合企業との差別化を図れるかがポイントとなっています。
③学生と企業の接点が多様化している
求人媒体や合同・企業説明会、就職イベント、学校訪問などの従来の採用活動に加え、SNSや逆求人イベント、人材紹介など新しい接点が多く生まれています。学生側は企業を知る機会が増えていることになりますが、企業側としては、エッジの立った告知を行わなければ、埋もれてしまうというリスクが増大していることになります。情報提供を行うそれぞれの手法において、一貫したコミュニケーションを行うことで、学生に自社の強みを刷り込んでいくこともより重要になっています。
このような現状の採用市場の背景から今までの採用活動を毎年変わらず行うだけでは、効果が見込めなくなってきているのです。これでは、毎年どんどん採用が厳しくなるばかり…。そこで生まれたのが採用ブランディングです。
[show_next]メリットや効果をご紹介![/show_next]