こんにちは。新人クリエイターのMです。
突然ですが皆さん、好きなキャラクターはいますか?
私は沢山いて、好きなキャラクターを作ったイラストレーターさんの展示にいったり、イラストに関する書籍を読んだりすることもあります。
今回はその中でも特に気になった一冊をもとに、キャラクターデザインについて考えてみたいと思います!
Suicaのペンギンでお馴染み、イラストレーターの坂崎千春(さかざき ちはる)さんによる、作家活動20周年の節目を記念して発刊された解説付きのイラスト本です。
いきものを描く時のこだわりから、制作プロセスまで、人気キャラクターたちの生まれた裏側が盛りだくさんの内容となっています。
ペンギンの他にも千葉のマスコットのチーバくん、ダイハツのCMでお馴染みカクカク・シカジカなど、一度は見たことのあるキャラクターばかりですが、坂崎さんは作中で自身のキャラクターを3つの形に分類して解説しています。
洋ナシ形
下半身を下膨れさせた安定感のある形をしています。
Suicaのペンギンはこちらのタイプに当たります。
※洋ナシ形の国民的人気キャラクター:ムーミン、トトロ、バーバパパ
ピーナツ型
同じサイズの楕円を縦につなげた形をしています。
※ピーナツ型の国民的人気キャラクター:ドラえもん、りらっくま
マッシュルーム型
2頭身の頭でっかちな形をしています。
※マッシュルーム型の国民的人気キャラクター:ちいかわ、シナモロール
坂崎さんのキャラクターはなんといっても着ぐるみや人形など、立体化されている印象が強いです。
チーバくんは千葉県の形をした横顔が印象的ですが、初めから立体展開を意識して正面からのフォルムもデザインされていたとのこと。
キャラクターの造形をタイプに当てはめ、奥行きや動かすことを前提に考えているからこそ、
坂崎さんのキャラクターは表情豊かで魅力的なのかもしれませんね。
ペンギンといえば…
さて、ペンギンといえば我らが株式会社SPC。
実は「Second Penguin Company」の略称で、ペンギンにとても縁があるんです。
お気づきの方も多いかと思いますが、ロゴ左側の二重円も実はペンギンの目になっているんですね!
弊社サイトでも実はよく見てみると、ペンギンのキャラクターが一部使われている箇所がございます。
(見つけてみてくださいね!)
さてこの子達、先ほどの3つのタイプならどれにあてはめられると思いますか?
個人的には洋ナシ形かな・・と思っているのですが、もはや卵形とも言えなくないような…。
仮に洋ナシ形を意識して、illustratorで左側の子を3D展開してみると、なんとこんな感じです!
ぽてっとした洋ナシ型のフォルムに、なんだか一層愛着がわきますね(^^)
まとめ
いかがでしたか?
どんなキャラクターにも、全体のフォルムや線のタッチなど作り手の意図があってデザインされています。
あなたの身の回りのキャラクター、推しキャラクターを分析してみるのも楽しいかもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
3D展開についての参考記事はこちらご覧ください♪↓