ECコラム

物流業務を自動化させるopenlogiとはどのようなサービスなのか?

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1990年代後半から普及し始めたインターネット通販事業によって、物流業界の需要は今もなお高まり続けています。物流業務では商品の出荷や在庫管理などを行いますが、従来の物流業務は課題が浮き彫りになっているのが現状です。そこで、近年では課題解決のために業務を自動化して効率化を図るサービスが登場しています。

この記事では、物流業務を自動化させるサービスの中からopenlogi(オープンロジ)について詳しくご紹介します。

 

EC事業の物流業務は自動化させよう

ここでは、従来の物流業務での課題や自動化することでどう改善されるかをご紹介します。

 

従来の物流業務での課題

物流業務でよくある課題として以下のようなケースがあります。

 

・誤出荷

商品の仕分けや出荷時に違う顧客に商品を発送してしまうケースです。誤出荷の原因として考えられるのは、類似商品の保管や出荷業務のルールが統一化されていないことが挙げられます。

 

・煩雑な在庫管理

在庫管理のルールをスタッフ間で共有できていないと、在庫の数を正確に把握できなくなります。結果、欠品が発生し顧客に迷惑をかけてしまうことも少なくありません。

 

・ピッキング精度

必要な商品を集めるピッキングは、物流業務においてもっとも重要な作業です。しかし、出荷数が多くなればなるほど、日付や数量を間違いが発生しやすく精度が低下してしまうでしょう。

 

・情報共有のタイムラグ

商品出荷後に配送トラブルが発生した場合、会社に情報が入ってくるまでにタイムラグがあります。情報共有までに時間がかかってしまうと対応にも遅れが生じ、納期までに商品を顧客のもとへ届けられないリスクが発生します。

 

・人員・スペース不足

物流業務の中で最も大きな課題の一つです。近年は、業界問わず人材不足が深刻化しているため人材を揃えられない会社も多く、スタッフ一人あたりの負担も大きくなります。また、商品を保管するスペースも不足しており、効率的な在庫管理ができないケースも少なくありません。

 

物流業務の自動化でどう改善されるのか?

物流の自動化によって以下のメリットが得られます。

 

・業務効率化

常時スタッフが行う受注の確認作業はもちろんのこと、出荷作業もアウトソーシングできるため物流作業の簡略化が可能です。顧客からの注文データが届いたら自動で作業を開始するので、業務の効率が劇的に改善されます。

 

・物流クオリティの維持

出荷作業を自動化させれば、システムから自動的にデータが倉庫に反映されます。出荷時にバーコードなどのデジタル技術を使って検品作業などを行うことから、ピッキング精度も向上します。また、発送業務を物流倉庫に任せることで、自社で行っていた時よりも高いクオリティで商品の発送が可能です。

 

・コスト削減

コスト削減項目として挙げられるのが、人件費と倉庫内の収納効率の向上です。また、ミスが減ることで伝票を修正したり、誤配送により無駄な輸送費が掛かってしまったりといったコストの削減も視野に入ってきます。ミスに付随する業務がなくなることで、残業代の削減も期待でき、トータルでコストの削減が図れます。

 

物流業務を自動化するopenlogi(オープンロジ)とはどのようなサービス?

openlogi(オープンロジ)とは、物流に関する業務を代行する新しい物流プラットフォームで、日本最大のユーザー利用者数を誇ります。ここでは、openlogi(オープンロジ)の特徴についてご紹介します。

 

フルフィルメントネットワークで事業成長に合わせた倉庫拡張

フルフィルメントネットワークとは、同じ性質を持つ倉庫が分散して繋がりあうことで実現できる仕組みのことで、事業成長に合わせた低コストでの拡張性・弾力性のある従量課金での対応が実現できます。また、在庫分散によって在庫や出荷量が増えても拡張可能になるため、倉庫の再契約や変更する必要もありません。

オープンロジでは、すべての提携倉庫に同一のシステムや標準化されたオペレーションが導入されているため、事業規模にあった合理的な物流業務の運用ができるのです。

 

各種データ管理は全てWEBで完結

クラウド型システムのため、データの管理はもちろん荷主と倉庫スタッフとのやり取り、同梱数の調整、書類添付などすべてオンライン上で完結できます。事前に登録した商品情報をもとに入庫・出庫の依頼や在庫確認もリアルタイムでできるため、管理業務の効率化を実現します。

出庫状況・出庫後の状況も逐次更新される仕組みなので、万一のトラブルにも早急に対応可能です。また、OPENLOGI APIを使えば主要のサービス・システムのほか、自社サイトでの連携も可能になるためより業務の効率化が図れます。

 

品質マネジメントで事業者様をサポート

物流のプロが独自の品質向上サイクルで安定した物流環境を提供します。以下の①~④のサイクルを回すことで、安定した物流環境を構築しています。

 

①全倉庫に庫内オペレーションを標準化

②契約倉庫内での稼働状況、活動内容をダッシュボードからリアルタイムで可視化

③事故発生時のスピーディな検知と対応

④標準化のマニュアルのアップデート

 

まとめ:openlogi(オープンロジ)を駆使して物流業務を効率化させよう!

需要が高まっている物流業界では、人材不足の深刻化や手作業による人的ミス、煩雑な倉庫管理、ピッキング精度の低下などさまざまな課題が浮き彫りになっています。そこで、自動出荷システムを導入することで、課題を解決し業務効率化や物流クオリティの維持を図りましょう。

クラウド型システムのオープンロジは、物流業務をすべてクラウド上で完結できるほか、フルフィルメントネットワークによって倉庫の拡張性に優れています。弊社は、オープンロジと業務提携を結んでいるので料金体系等、弊社システムが気になる方はぜひ一度ご相談ください。

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