ECコラム
ついつい楽しくて買いたくなる!ECサイト10選
買い物に行って商品を見ている時「これも良いな~」「どれにしようかな」とワクワクしたことはありませんか?
私は買い物する理由の中に、欲しいものを買うだけではなく“選ぶ楽しみ”、“買う楽しみ”、“使う楽しみ”なども
あると感じます。
人は欲求を抱いたときや欲求が満たされたときに脳内でドーパミンが分泌されると言われていますが、
ドーパミンは快楽や幸福感をひき起こし、意欲の向上などにも関係する神経伝達物質です。
そのため、商品を買ったあとはもちろん、商品を買う前も幸福感や快楽を感じることができているのです。
梅雨が明けて本格的に夏が始まったこの時期。外に出なくても買い物を楽しめるのがECサイトの魅力です!
ECサイトなら早朝でも深夜でも自分が好きなときに買い物ができますよね。
そこで今回は「ついつい楽しくて買いたくなる!ECサイト10選」をご紹介したいと思います!
目次
いとう養鶏場
産まれたてのひよこから一貫した飼育を行い、卵の生産と販売を行う
佐賀県武雄市のいとう養鶏場(有限会社 伊東養鶏場)のサイト。
武雄の山奥、標高350mの自然豊かな環境で綺麗な水と空気に囲まれた山中の養鶏場です。
卵というところから、丸抜きの写真や丸みのあるフォント、かわいらしいイラスト、カラーなどが絶妙でとても上手くブランディングされています。育成から出荷までの過程を写真やイラストなどを使っていてわかりやすいです。
個人的には動物相関図がかわいくて実際に見てみたくなります!動物は癒されますよね…!
A-dam Underwear
https://www.adamunderwear.com/
メンズのアンダーウェアブランド A-dam Underwearのサイトです。
このサイトはブロークングリッドレイアウトで、綺麗に整えられたグリッドレイアウトをあえて崩し
デザインに変化や動きをつけてオリジナリティを演出するWebデザインの手法を使っています。
白ベースでカラフルな配色やユニークなアニメーション、
また、パララックスを効果的に使っていてつい動かしてしまう楽しいデザインです。
メンズアンダーウェアなので男性向けですが、商品のデザインもかわいいので、
女性も男性へのプレゼントにもってこいではないでしょうか!
STAYFUL LIFE STORE
繊細なデザインの中に個性が光るステーショナリーや雑貨を販売しているSTAYFUL LIFE STOREのECサイトです。
ECサイトは実際に商品を手に取って見れない分、サイト上に表示する商品をどれだけ魅力的に見せることが重要なポイントです。トップぺージのピックアップアイテムでは、商品写真とタイトルだけではなく、どんな商品で何のために使う商品かなど簡潔でわかりやすい説明が書かれていて良いと思いました!
また、要素が多いとごちゃごちゃしやすくなりがちですが、統一感のあるすっきりとしたUIになっています。
PATRICK ONLINE SHOP
https://patrick-onlineshop.jp/
フランスのスニーカーメーカー「PATRICK」のオンラインショップです。
フルウィンドウで画面いっぱいにスニーカーが並んでいて無駄な要素がない綺麗なデザインになっています。
このサイトはトップページで細かい説明文を表示していないのでインパクト重視ですが、
ユーザーが商品のデザインや色をじっくり見れるので実際に買い物をしている気分になりますね!
のぶしな玄米珈琲
「のぶしな玄米珈琲」の公式ブランドサイト。
湧水育ちの信級産玄米を地域伝統の炭焼き技法を応用して焙煎した『のぶしな玄米珈琲』を販売しています。
トップページで使用されている動画や下層コンテンツページフッターに使っている景色の写真は、
長野県の壮大な風景を感じることができ、見ているだけでも心が癒されます。
下層コンテンツでは産地である信級の良いところがぎゅっと詰まっていて、
商品自体へのこだわりも感じられるデザインですね。
かつて1300人が暮らしていた村の人口は130人ほどに減ってしまったそうですが、
このサイトがきっかけで信級に暮らしたいと思う人が増えるのではないでしょうか。
ネコノテパン工場
広島県尾道市にあるネコノテパン工場のパンと焼き菓子のECサイトは、
まるで絵本の1ページを読んでいるかのようなかわいらしいデザイン。
温かみのある手書きフォントもWebフォントを使用していて、世界観がとても魅力的です。
トップページの合計金額の表示の仕方や綺麗に並んだパンの画像など、
実際にお店に訪れているような気持ちにさせてくれるので、つい買い物したくなってしまいますね!
このサイトは訪れたユーザーの心をつかむ模範と言っても過言ではないデザインだと感じました。
Archiduchesse
https://www.archiduchesse.com/fr/
Patrice Cassard氏が立ち上げた靴下専門のブランド『Archiduchesse』のECサイトは、フランス製の種類が違うカラフルな靴下をグラデーションで並べていて、とても綺麗でユニークな印象を受けました。
ヘッダーのメニューでは種類を選べますが、トップページではあえて色で選ばせることで、
視覚的に楽しみながら商品を選ぶことができます。
靴下の画像にカーソルを合わせると、どんな種類の靴下なのか一目でわかるので安心ですね。
また、商品画像の下にはそれぞれの商品と同じ色のサイズを選択するタブがあり、
在庫がないとタブが隠れていて選択できない状態になっているので、サイズの在庫状況も一目でわかります!
Beehappy
宮崎県にある養蜂場のはちみつの販売をしている「Bee happy」のサイトは、
やさしい配色で手書き風のロゴとイラストなどが素朴でかわいいサイトです。
商品のパッケージともイラストが一緒なので、統一感があって良いですね。
デジタルの文字やイラストが溢れている時代だからこそ
ぬくもり感のあるこのようなテイストは思わず目が惹きつけられます!
BEAMS
1976年に創業した、輸入及びオリジナルの衣料品や雑貨を販売するセレクトショップ『BEAMS』のECサイト。
私もよく服や靴を買っているショップです!
BEAMSは、2016年9月にコーポレートサイトとECサイトを統合して「BEAMS公式サイト」を開設しました。
全国のショップスタッフを“メディア化”し、タイムラインにコーディネート写真やブログなどを投稿したりオムニチャネルに取り組んでいます。オムニチャネルとは、企業とユーザーの接点となる媒体をそれぞれ連携させ、ユーザーにアプローチする戦略のことです。
BEAMSは常に新しい文化をつくる会社で、ファッション業界では流行発信基地とも言えるでしょう。
このサイトはまさにSNSの時代にマッチしたリピーター施策だと思います!
スタッフが投稿したコーディネートなどのコンテンツをきっかけに、ユーザーとBEAMSが直接的に繋がりを持つことで、ECサイトや実店舗の集客に繋がっているのだと感じました。
mogans
自然派コスメ『mogans(モーガンズ)』のECサイトは、
商品の種類ごとにランディングページがあり、1ステップで購入確認画面まで進むことができます。
ランディングページはユーザーが知りたい情報が1ページに集約されていて、
ページ移動による離脱率が低かったり訴求力が強いなどといったメリットがあるんです。
mogansはデザイン性の高いランディングページがたくさんあるので、見ていてとても楽しいですね!
おわりに
いかがでしょうか?
UI・UXの参考になるのはもちろん、商品を売るための戦略やアイデアも素晴らしく、購入意欲を高めるECサイトばかりでしたね。ユーザーを楽しませることや購入意欲を高めること、ECサイトの売上増加のためにはデザインは欠かせないでしょう。
例えば、シンプルなボタンでもクリックするとユーザーの予想とは違う動きをしたり、表現で強いインパクトを与えて意識を向けてもらう際に有効なサプライズ効果や、購入意欲を高める色を使う色彩心理効果、ユーザーの心を掴むキャッチコピーなど、ユーザーを楽しいと思わせるアイデアを一度取り入れてみるとその効果を実感出来るのではないかと思います。
最近では、写真共有SNS「Instagram」がフィード投稿からシームレスに商品を購入できる「ショッピング機能」を公開しました。この機能は、企業アカウントなどが投稿した商品写真の左下に表示されるショッピングアイコンをタップすると、それぞれの商品に、商品名と価格が表示されるようになります。商品をタップすると詳細を確認でき、気に入った商品があればその企業のECサイトで購入できるのです。
ショッピング機能はECサイトのビジネス構造やマーケティングのあり方を大きく変え、国内においても急速に普及していくでしょう。このような傾向から、これから新たにECを取り入れる企業にとって、とても良いタイミングだと感じました。
そこで、「新しくECサイトをつくりたい」「ECサイトの売上をもっと上げたい」「今のデザインがイマイチで新しくしたい…」など何かお困りのことがあれば、ECサイトの制作経験が多数あるSPCへ一度ご相談ください!
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