③社員が一丸となって、ブランディングする。

求職者を相手に、自社の魅力のアピールを行う前に、社員全員にブランディングの方針を共有し、理解を得ておく必要があります。

せっかく、企業説明会に参加してくれた参加者、企業説明会の内容に感激してくれた参加者の方々がいても、説明会場を出た廊下で、業務をさぼっている社員、まじめに仕事をしていない社員の姿を見てしまったら、求職者の方から、会社として良くない印象を持たれてしまいます。

 

求職者も、自分が企業側から見られているという意識だけでなく、優秀な人材ほど、会社の雰囲気を感じ取り、会社を評価しますよね。
求職者にとっての、自社の評判を落とさないためにも、社員全体から、会社の魅力が感じられるような会社を作っていくことが、理想です。

 

合同企業説明会に出展して、自社ブースで会社説明会を行う、自社独自で会場を決めて学生を呼び込み、説明会を行う、自社の会議室等を利用し、学生を社内に呼び込んで企業説明会を行う、大学を巻き込んで、新卒採用のための企業説明会を大学の講義室で行うなど、企業説明会と言っても、開催方法は様々です。

 

また、企業説明会に求職者を呼び込むための手段も複数あるでしょう。
自社コーポレートサイトの求人情報のページに、企業説明会開催のお知らせを掲載する、自社採用サイトの中に企業説明会の宣伝ページを設ける、SNSを使って、継続的に企業説説明会について発信を続けるなど、考え方によって、宣伝方法も複数思い浮かぶはずです。

自社採用サイトを一つ作成していれば、採用関連のお知らせがあるときの情報発信手段として、採用活動の手助けをしてくれます。

 

 

まとめ

前回の記事の内容から発展させて、今回は自社採用サイトの制作と、企業説明会についての知識をまとめました。
あくまで、自社採用サイトは、企業が採用活動をおこなう上での情報発信手段ですが、良く考えてみると、学生や転職・就職を考えている社員が自社の求人情報や、社員紹介ページなど、会社の情報に出会う最初の窓口、出会いの場になるかもしれないもの、ということになります。

 

企業側の人間と、求職者が実際に出会えるのは、企業説明会かもしれませんが、求職者側は説明会に参加するよりも前に、求人情報を調べ、企業サイトや採用サイトを見て、自分にマッチした企業なのかどうかということを確かめてから、企業説明会に参加します。

 

自社の採用活動を成功させるために、大切な自社採用サイトの準備・企業説明会のコツについて、採用ブランディングの考え方を活かしつつ考えていきましょう。

 

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