#ECサイト制作
【ECサイト制作】ASPとは?CMSと何が違う?

こんにちは。営業担当のTです。

先日CMSについてお話をしましたが、今回はASPについてお話をいたします。

ECサイトを制作するにあたり、ASPという単語をよく耳にされる方もいらっしゃると思いますが、具体的に何なのか?CMSとはどう違うのか?
私も最初違いがよく分からず、混乱することが多々ありました。

そのため、代表的なASPの紹介と意味を解説していきます。

 

●前回ブログ
【Webサイト制作】CMSとは?その種類と特徴

 

ASPとは?

ASPとは「アプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider)」の略でインターネットを通じてサービスを提供する事業者やサービス自体を指します。
システムをインストールしたり、サーバーを用意する必要もなく、すぐにサービスを利用できるのが最大の特徴です。

また、近年ではECサイト制作におけるパッケージとしてシステム提供をしている企業が多く、「ASPカート」「ショッピングカート」と呼ばれることも多いです。

特徴をまとめると、

  • 導入までの期間が短い
  • 作業負担が軽減
  • バージョンアップ作業の手間が不要
  • コストを抑えられる

主に企業向けサービスとして利用されることが多いですが、個人向けサービスとしても提供されています。
代表的なところだと、GmailなどのメールサービスやiCloudなどのクラウドサービスが個人向けASPサービスとして挙げられます。

企業からしたらシステム開発の他に、財務会計システムや在庫管理システムなど幅広い分野で使用されています。

非常に便利なサービスですが、1点デメリットを挙げるとしたら、パッケージとして展開されているため、カスタマイズがうまく出来なかったりと拡張するのが難しかったりします。

 

次に代表的なASPについてご紹介します。
今回はECサイトを制作する際に使用するASPを対象にご紹介します。

 

ASPその①【Shopify】

まず最初に「Shopify」をご紹介します。

近年ECサイト制作においては名前を聞かないことが無いくらいよく挙がるASPです。
以前私が別ブログにて解説しているので、こちらも見て頂けると嬉しいです。

●過去のブログ
Shopifyのプランについて

 

Shopifyは元々カナダの企業によって開発され、2017年より日本でもサービススタートしたECプラットフォームです。
ECサイト制作に必要な機能が標準で備わっており、基本機能も多いですが、特に初期費用と月額ランニング費用が低く設定されており、ベーシックプランで25ドルと新しくECサイトをスタートするのに適したASPです。

また、ASPの中でも拡張性が高く、機能拡張をするアプリが多く開発されていたり、様々な外部連携ツールと連携可能なため、世界№1シェアを誇るサービスとして、多くの方に利用されています。
Shopifyアプリですが、Shopify公式アプリの他にも、多くの企業や個人の方から開発されており、正直把握しきれないというのが現状です。
そのため、大体の機能はアプリを入れることで解決でき、難しければ外部ツールと連携して機能を拡充していくことができる、柔軟性の高いASPとなっています。
アプリについても過去のブログでオススメアプリをご紹介していますので、よかったら見ていってください。

●過去のブログ
Shopifyアプリのご紹介

 

デザインの自由度も高いうえ、無料テンプレートのクオリティも高いです。オリジナルデザインで制作することも可能ですし、テンプレートを用いてサクッと制作することも可能です。

 

ASPその②【MakeShop】

続いて「MakeShop」をご紹介します。

GMOグループが運営しているASPであり、ECサイトの流通総額が10年連続1位を記録しています。

MakeShop最大の特徴は基本機能の豊富さにあります。
前項でもご紹介しました、Shopifyも基本機能は多いですが、MakeShopはそれ以上に機能が豊富です。基本機能が多いため、正直使わない機能も出てきたりします。

また、機能拡張の方法としては、オプション機能追加という形式となっており、初期導入費用と月額ランニング費用がかかるものが多いです。

デザインについても「クリエイターモード」に設定すれば、自由なデザインを制作することができます。
テンプレートも173種類と豊富なため、デザインで困ることは基本的には無いかと思います。

MakeShopに関しても過去にブログでご紹介していますので、よかったら見ていってください。

●過去のブログ
MakeShopについて

 

1点デメリットを挙げるとしたら、ASPとして完成されたパッケージでもあるため、コード編集をして機能拡張するのが難しく、決められた範囲内でしかECサイトの制作・構築ができないという点です。

 

ASPその③【カラーミーショップ】

次にご紹介するのは「カラーミーショップ」

こちらもGMOグループであるGMOペパボが運営するASPです。

特徴としては、月額ランニング費用が安く、デザイン性が高いことが挙げられます。

プランが2つ存在しており、高いプランでも月額9,595円という安さで、中小規模の企業様によく利用されています。
さらに、初期制作費用・月額ランニング費用が無料となる「フリープラン」も2021年に追加され、コスト面のリスクを軽減できます。

また、MakeShopと比べると基本機能が少ない印象ですが、その分アプリストアで必要な機能を追加することができます。
MakeShopは基本機能が多い分、使わない機能も出てきたりしますが、カラーミーショップは足りない機能を追加していき、必要な機能のみ入れていくことができます。

デザインテンプレートも豊富で、サポート体制も充実していることから、ご自身でECサイトを制作することも可能となっています。

 

まとめ

今回はASPについてお話をしました。
近年ECサイトを制作するうえで、ASPやCMSを用いて制作することが多いため、ECサイト制作を検討されている方も最低限知っていただけたらと思います。

こういったパッケージを用いることで、制作期間も短縮できたり、制作費用を抑えることができます。

デザインテンプレートも豊富なものが多く、ご自身で制作することが可能となっていますが、肝心なのは「ユーザーにとって利用しやすいサイトを制作する」ことです。
そのためにはデザインだけではなく、販売する商品やターゲットユーザーにとって必要な機能を入れる必要があるため、場合によっては追加開発が必要となってくることもあります。

ご自身だけでECサイトを制作するには限界がありますので、ECサイト制作をご検討されている方はぜひ一度弊社SPCへお問い合わせください。
お客様のご要望に合わせたASPやCMSをご提案させていただきます。

 

株式会社SPC
https://spc-jpn.co.jp/

 

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