#ECサイト制作
【総まとめ】ECサイトを制作するために
CMS Webサイト制作 ECサイト制作 ECサイト

こんにちは。営業担当のTです。

これまで半年近く、さまざまな視点からECサイトについて解説をしてきました。
正直自分でも、どこまで話したっけ?これは前に話したっけ?と分からなくなることもしばしば。

今回はこれまで私がお話してきたECサイト制作についてまとめました。

 

ECサイトとは?

まず初めに、ECサイトについてお話をします。

ECサイトは「E-Commerce(イーコマース)」の略でインターネットを通じてモノやサービスを売買することを指しています。このECサイトという区分には、ネットオークションや有料動画配信サイトも含まれており、「電子商取引を行うサイト」が全て該当します。

要するに、「インターネットで商品を購入することができるサイト」がECサイトとなります。

仕組みはとてもシンプルで運営者側から見たとき、

商品を掲載する→商品を購入してもらう→商品を発送する

このような動きになります。

シンプルであるが故、写真の見栄えやサイトデザイン、決済方法の種類などさまざまな方法で差別化を図っていきます。

 

◆関連記事
・ECサイト制作について
https://spc-jpn.co.jp/blog/18293/

 

ECサイトの作り方

次にECサイトの作り方をお話します。

主に制作方法としては3種類あります。

  • ASPを用いて制作
  • CMSを用いて制作
  • スクラッチ開発で制作

それぞれの制作方法について見ていきましょう。

 

ASPを用いて制作

1つ目の方法としては、ASPを用いた制作です。

ASPとは「アプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider)」の略でインターネットを通じてサービスを提供する事業者やサービスを指します。
システムをインストールしたり、サーバーを用意する必要がないので、すぐにサービスを利用できるのが最大の特徴です。

ASP=ECカートシステム
と捉えている方もいますが、元々はシステム開発全般で使用されており、法人向けとして財務会計システムや在庫管理システム、個人向けとしてGmailやiCloudなどのクラウドサービスもASPになります。

しかし今回は、ECサイトを制作するにあたり使用するシステムとしてご紹介します。

 

ASPその①【Shopify】
カナダ発のASPで2017年に日本でもサービススタート。
初期構築費用と月額ランニング費用が低く設定されているうえ、拡張性が高く、外部連携ツールとの連携も豊富で、世界№1シェアを誇るASPです。
ECサイトを構築するための基本機能も備わっており、新規でECサイトを立ち上げる方や初心者にもオススメです。
またデザイン性も高く、テンプレートを使用して制作することもできますが、オリジナルデザインのECサイトを制作することも可能です。

 

ASPその②【MakeShop】
GMOグループが運営しているASPで、ECサイトの流通総額が10年連続1位を記録。
最大の特徴は豊富な基本機能。
どのASPも基本機能は豊富ですが、MakeShopは群を抜いて多く、正直使わない機能もあるくらいです。

 

ASPその③【カラーミーショップ】
こちらもGMOグループが運営しているASPです。
月額ランニング費用が安く、デザイン性が高いのが特徴です。
フリープランも2021年に追加され、スタートアップ時点でのECサイト制作としてはリスク軽減ができるため、オススメです。

 

◆関連記事
・ASPとは?CMSと何が違う?
https://spc-jpn.co.jp/blog/23310/

・Shopifyのプランについて
https://spc-jpn.co.jp/blog/19251/

・MakeShopについて
https://spc-jpn.co.jp/blog/19290/

 

CMSを用いて制作

続いてCMSを用いた制作のお話をします。

CMSとは「Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)」の略で、Webサイトを運営するにあたり必要となってくるHTMLやCSSの書き換えなどの手間がかかる作業を管理画面を通してコンテンツや画像の登録・更新ができるシステムです。

本来Webサイトはソースコードで構築を行い、文字情報だけでサイトを構築していきます。
そのため、コンテンツを追加するためには、プログラミング知識を持った方でないと構築が難しいものでした。

しかし、CMSを導入することで、コンテンツの追加・編集が容易となり、画像やテキストなどのデータも一元管理が可能となります。
要約すると「Webサイトを管理・運営が楽になるツール」と思っていただいて大丈夫です。

では、ECサイトを制作するにあたり、どのようなCMSを使用すれば良いのかご紹介します。

 

CMSその①【EC-CUBE】
オープンソースのECサイト構築パッケージとなっており、基本無料で使用できます。
予めECサイトの運営に必要な基本機能が網羅されているため、開発コストを抑えてECサイトを制作できます。
オープンソースということから、ASPには無いカスタマイズ性があり、デザインだけでなく、機能面についても自由度の高いツールです。

 

CMSその②【CS-Cart】
EC-CUBE同様、ECサイト制作に特化したCMSです。
カスタマイズ性の高さもありますが、ショッピングモール型ECの構築に強いCMSとなっています。
1つのサイト内に複数のショップが出店するモール型ECは管理構築が難しいですが、CS-Cartなら出店ストアの管理も1つの管理画面から行えます。

 

◆関連記事
・【Webサイト制作】CMSとは?その種類と特徴
https://spc-jpn.co.jp/blog/23010/

 

スクラッチ開発で制作

最後にスクラッチ開発による制作のお話をします。

スクラッチ開発とはパッケージなどは使用せず、1からシステムを開発していくことをスクラッチ開発と呼ばれています。
他にも「フルスクラッチ」「手組み」とも呼ばれています。
1からシステム開発を行うため、基本的にほとんどの機能を実装でき、ASPやCMSでは実装できない機能がある場合、スクラッチ開発で構築していきます。

ASPやCMSのように決まったパッケージがあるわけではないので、要件定義を含めなくても、制作期間が長くなってきます。
早く制作できても6ヶ月くらいはかかるので、事前にスケジュールは確認したうえで制作に取り掛かりましょう。

スクラッチ開発で最も重要なフェーズが「要件定義」となります。
ここが曖昧なまま進んでしまうと、後々作り直しになったり、仕様変更となり、追加費用が発生する可能性があります。そのため、要件定義はなるべく文面に残しながら正確に情報を共有していき、ほとんど仕様が固まった状態で進めていきましょう。

 

◆関連記事
【ECサイト制作】スクラッチ開発とは?パッケージ開発との違い
https://spc-jpn.co.jp/blog/23351/

 

まとめ

これまでECサイト制作についてさまざまなお話をしてきました。
ECサイトを制作する方法もさまざま存在しており、提供したいサービスによって制作方法も変わってきます。

弊社SPCでは、お客様のご要望や目標をお伺いしたうえで、制作方法をご提案させていただきますので、ECサイト制作をご検討中の方はぜひ一度SPCへお問い合わせくださいませ。

 

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【他関連記事】

・Shopifyアプリのご紹介
https://spc-jpn.co.jp/blog/18806/

ECサイトの代引きについて
https://spc-jpn.co.jp/blog/20103/

 

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